出版社内容情報
千万の詩より、雄弁な口づけ。
郎千秋(ラン・チエンチウ)、そして四大害・戚容(チーロン)との複雑な関係が明らかになった謝憐(シエ・リェン)。その過去に天界は騒然として、三度目の追放を願い出た謝憐(シエ・リェン)は君吾(ジュンウー)から禁足を命じられる。だが、そんな彼を天界から攫い、「あなたは間違っていない」――そう言って千々に乱れた心を受け止めてくれたのは、他でもない花城(ホワチョン)だった。菩薺観へ戻り、戚容(チーロン)や子供たちと奇妙な共同生活を送る謝憐(シエ・リェン)は、依頼を受けてとある異象の調査へ。霊との攻防の中で湖へ飛び込むと、突然水中で誰かに口づけられる!瞠目しながら謝憐(シエ・リェン)が感じたのは、柔らかな唇、力強く腰を抱く腕、そして眩い赤色で――。
内容説明
郎千秋、そして四大害・戚容との複雑な関係が明らかになった謝憐。その過去に天界は騒然として、三度目の追放を願い出た謝憐は君吾から禁足を命じられる。だが、そんな彼を天界から攫い、「あなたは間違っていない」―そう言って千々に乱れた心を受け止めてくれたのは、他でもない花城だった。菩薺観へ戻り、戚容や子供たちと奇妙な共同生活を送る謝憐は、依頼を受けてとある異象の調査へ。霊との攻防の中で湖へ飛び込むと、突然水中で誰かに口づけられる!瞠目しながら謝憐が感じたのは、柔らかな唇、力強く腰を抱く腕、そして眩い赤色で―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さこぽん
33
「衝撃」的で目まぐるしい展開、めちゃめちゃ面白かった。湖でのことから謝憐と花城の距離が一気に近づいて、意識しまくってるのが可笑しい。愛するものを守るために鬼になった血雨探花に対して、黒水沈舟は怒りと憎しみを糧に鬼になった。それが切ない。いつも明るくお茶目で可愛らしい師青玄が悲しいことに・・・。2024/06/21
aisu
25
風師、ちょっと好きなキャラだったのになかなかの鬱展開・・・。主役二人は身も心も近づいていくのは可愛い(?)です^^2024/09/28
優輝
13
過去編の続きが辛すぎてしんどいから始まって現代に戻ってきたなーと思ったらそういえば戦いの途中だったっけ?ってなった謝燐の料理が凄すぎて戚容のさすが絶に笑った中秋宴の闘灯(最早アイドル総選挙)でわちゃわちゃしたと思ったら胎霊に振り回されて結局誰がお父さんなん?からの風師のヘルプがきっかけで大事に風師の真実も水師がやっと事と傲慢さに唖然として…黒水の恨みも凄まじい最後の最後で銅炉山が開いたって…絶増えるん?謎すぎる早く4巻欲しいです3巻から急に絡みが多い_(:3」 ∠ )_2024/04/23
あきら
12
読み終わるのがもったいなさ過ぎて、少しずつ読んでたんだけどついに読み終わってしまった…素晴らしかった。太子殿下が脳筋すぎて可愛かったw前巻は太子殿下がつらそうで苦しかったが、今回はいつでも彼を第一に考えてついてきてくれる花城がいたので感涙。少し前にアニメの第二期を見てたので、あなたと肩を並べて歩みたい、と言っていたことを思い出してまた感涙。第二期よかったわー。結構この巻では二人チュッチュッしてるんだけど、アニメではどうなるんだろ…手を繋いで法力をやり取りする感じかなあ?今度は延期にならないといいけどな。2024/05/03
まぁ
12
情緒がジェットコースターすぎる。最初は2巻の続きで過去編だったんですが、現代に戻ってきたら少女漫画してる!これはふたりとも初恋だ!とかハーレクインだ!殿下のトップオタは石油王だったんだ的なノリで読んでたんですが、水風兄弟が、え。とりあえず山が開いたそうです。2024/04/16