アリアンローズ 狐仙さまにはお見通し〈１〉―かりそめ後宮異聞譚

遊森 謡子【著】/しがらき 旭【イラスト】

フロンティアワークス（2023/05発売）

• サイズ 46判／ページ数 296p／高さ 19cm
• 商品コード 9784866576534
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

神仙になるために修行中の狐仙の魅音は、とある事情から人間に生まれ変わり、
県令の使用人としての生活を送っていた。
そんなある日、魅音が仕えている家の娘の翠蘭が、皇帝の妃に選ばれる。
ところが、後宮で怪異が起こっているという噂を怖がる翠蘭は入宮を拒否。
彼女を可愛がっている魅音が身代わりを買って出ることに。
入宮してしばらくし、魅音は狐仙の変身術を使い、仮病を使って故郷に帰ろうとするのだが、方術士の昂宇に正体を見破られてしまう。身代わりを白状した魅音は、解放の条件として怪異を探るよう命じられてしまい、後宮の姫たちを襲う事件と対面する。
それぞれ秘密を抱えた妃や宮女たちとの関係、そして怪異の原因は果たして？
ミステリアス後宮あやかし異聞譚・第一弾、開幕！

内容説明

神仙になるために修行中の狐仙の魅音は、とある事情から人間に生まれ変わり、県令の使用人としての生活を送っていた。そんなある日、魅音が仕えている家の娘の翠蘭が、皇帝の妃に選ばれる。ところが、後宮で怪異が起こっているという噂を怖がる翠蘭は入宮を拒否。彼女を可愛がっている魅音が身代わりを買って出ることに。入宮してしばらくし、魅音は狐仙の変身術を使い、仮病を使って故郷に帰ろうとするのだが、方術士の昂宇に正体を見破られてしまう。身代わりを白状した魅音は、解放の条件として怪異を探るよう命じられてしまい、後宮の姫たちを襲う事件と対面する。それぞれ秘密を抱えた妃や宮女たちとの関係、そして怪異の原因は果たして？ミステリアス後宮あやかし異聞譚・第一弾、開幕！

著者等紹介

遊森謡子［ユウモリウタコ］
東京都出身。出版デビュー以来十年にわたり、貴族令嬢もの・お仕事もの・中華風後宮ものなど、ファンタジー系ライトノベル・ライト文芸作品を多数刊行（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[虚と紅羽]

謎解後宮×あやかし系ぽいのを読みたければ丁度いいんでない。口調も設定もフランク過ぎてあくまで"ぽい"で良ければの話だけど。時代設定とか立場とかどうなってんだよと何度思ったか。 意外性も驚きもない何処までもよく言えば王道ないつも通りの展開に、やっぱり後宮から出ていきたい主人公(人外だけど人)(どういうこと？)。ヒーローの設定も概ね想定内。続編ありそうだけど一巻完結でいいなこれ。 ベターな展開で強い特色が見受けらなかったので一巻だけだと切っちゃう人多いと思われ。web発らしいしそっち読むでいいかと。

2023/11/01

[bulbul]

元狐で狐仙堕ちの魅音が後宮でなぜか妖祓いに協力する事になって。 怪に纏わる小編が物悲しかったりほっこりしたり。元人外なので引いた目線もスッキリと読み易く、謎解きも楽しかった。

2023/05/14

[K子]

読みやすい。 2人で怨霊？退治してるのは面白かった。魅音のまわりは良い人ばっかり。孤仙の賜物？なのかな。 自分から人間に生まれ変わったとはね。神仙になれたかもしれないのに、わざわざ堕ちるとは、魅音らしいな。 皇帝にも次期皇帝にも好かれてて、魅音を巡って！？とか起こるかと思ったのに、消化不良で1巻完。次巻に期待。

2024/06/08