内容説明
最終回の本書は他の32冊とは異なり、動植物・鉱物の薬名を新修本草の目録や本草和名などから康頼が取捨し編集したもの。現代漢方にない名称が大半のため証類大観本草や中薬大辞典他を訳しつつ探索・考察し同薬異名、異薬同名、日中の同名異物を解明。各分野に資料を提供する。
目次
第10章 諸薬の和名(『(新修)本草』にある薬剤八百五十種
第三巻玉石部の上品二十二種
第四巻玉石部の中品三十種
第五巻玉石部の下品三十一種
第六巻草部の上品の上四十一種
第七巻草部の上品の下三十八種
第八巻草部の中品の上三十七種
第九巻草部の中品の下三十九種
第十巻草部の下品の上三十五種
第十一巻草部の下品の下六十七種 ほか)
著者等紹介
槇佐知子[マキサチコ]
作家。古典医学研究家。静岡県生まれ。作家瀧井孝作に師事し、その推薦で作品を「心」(平凡社)に発表。そのかたわら、独学で『医心方』を全訳。『全訳精解大同類聚方百巻』(1985、平凡社)により、菊池寛賞・エイボン功績賞を受賞。日本医史学会・儀礼文化学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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