内容説明
ヘルスケアイノベーションにはその世界ならではの“戦い方”が存在する。幅広い業界から数多くの「ヘルスケア新規事業・成長戦略」に触れてきたモニターデロイトの専門チームが独自のフレームワークとともに社会課題解決と事業創造両立へのポイントを提言。
目次
はじめに―重要性を増すヘルスケア領域でのイノベーションに挑む
第1章 STEP1:ヘルスケアの変化の方向性を理解する(「未来のヘルスケア起点」で考えることの重要性;諸外国での検討から学ぶ、未来のヘルスケアにおける4つの大きな変化 ほか)
第2章 STEP2:ヘルスケアビジネスを進める上での「落とし穴」を理解する(ヘルスケアビジネス特有の3つの落とし穴;企業・組織における立場と落とし穴のみえ方)
第3章 STEP3:価値創造の意義と対象領域を決める(事業のあり方を体系的に検討するためのフレームワーク;戦う意義・戦う領域を検討するための視点 ほか)
第4章 STEP4:健康課題解決と事業価値創造を推進する戦い方を検討する(ヘルスケアの価値創造を進めるにあたってのフレームワーク「MERITS」;MERITSのM(Monetization:マネタイズ) ほか)
第5章 STEP5:持続的な推進を可能にする組織・仕組みをつくる(長期的な価値創出に必要となる「仕組み」と「人」;合理的な投資意思決定を促す仕組みづくり ほか)
著者等紹介
波江野武[ハエノタケシ]
モニターデロイトヘルスケアストラテジー。医療業界に加え、政府・テクノロジー・保険・化学他の、健康課題解決を通じた事業価値創出を目指す幅広い企業に向け、戦略構築や新規事業参入支援等のコンサルティングサービスを提供。日本、米国、欧州にてヘルスケア業界に計15年以上の経験を有する。カリフォルニア大学バークレー校経営学修士、公衆衛生学修士。元兵庫県立大学医療MBA非常勤講師
眞砂和英[マサゴカズヒデ]
モニターデロイトヘルスケアストラテジー。製薬企業にて認知症などの慢性疾患領域における創薬研究および学術業務を経て現職。製薬企業を対象とした最新技術調査や事業戦略立案、患者サポートプログラムのアイデア創出からローンチまでの包括的な支援に加え、最近では民間保険会社や通信系企業といった異業種企業を対象に、最新のデジタル技術や医療データを活用したヘルスケア業界への新規事業参入支援も手掛けている。神戸大学にてMBA取得
倉田舞[クラタマイ]
モニターデロイトヘルスケアストラテジー。東南アジア大手グループ病院のマーケティング職、デロイト(タイオフィス)を経て現職。大手病院では国外からの患者誘致活動を専門とし、東南アジアをはじめ欧州や中東などグローバルでの営業・マーケティング活動を経験。モニターデロイトでは、製薬・医療機器業界、および、異業種からのヘルスケア業界参入における新規事業戦略立案・実行支援の他、東南アジアのヘルスケア市場に関する情報提供・コンサルティングサービスに従事
佐藤桃子[サトウモモコ]
モニターデロイトヘルスケアストラテジー。精神医学分野における研究でユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)博士号を取得。英国公的研究機関において医療診断機器開発および公的医療機関への導入支援業務を経験。モニターデロイトでは、官公庁向け調査案件およびに、製薬、医療機器、保険、テクノロジー業界等を含む様々なプレーヤーの健康課題解決を通じた新規事業戦略立案・実行支援等のコンサルティングサービスを提供
田中遥[タナカハルカ]
モニターデロイトヘルスケアストラテジー。外資系日用品メーカーでプロダクトマーケティング職を経て現職。モニターデロイトでは、ヘルスケア異業種・同業種のクライアントに対する消費者インサイト起点の健康増進/生活習慣予防サービス等の新規事業開発・コンセプト構想を中心に、海外市場リサーチや組織トランスフォーメーションなど幅広いプロジェクトに関与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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