内容説明
本と道具(読書用品)をテーマにした、はじめての本。総勢30名以上の愛書家(※詳しくは裏へ)によるブックガイドやエッセイを収録。
目次
1 Interview for BIBLIOPHILIC(読書はタイトルの書体からはじまっている―リアン・シャプトンさんインタヴュー;道具とインテリアと本をみつめて―インテリアスタイリストの作原文子さんに訊く ほか)
2 10年の3冊、そして、本棚と読書用品(きっかけになった3冊(阿久津隆)
背中を押してくれる3冊(生きのびるブックス) ほか)
3 本と道具にまつわるエッセイ(妄想読書用品(池澤春菜)
空想の本棚、本棚の空想(クラフト・エヴィング商會) ほか)
4 BIBLIOPHILICグッズ開発秘話(猫と本とぼくたちの縁―BIBLIOPHILICロゴマーク誕生秘話;自分の10年後に見えてくることもある―ロングセラー「10年メモ」の戸塚泰雄さんインタヴュー ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
100
「本のある生活」を楽しむためのブランドBIBLIOPHILICを立ち上げて10年。ディレクター内沼晋太郎が営む下北沢の本屋B&Bで、この本とドイツ製ブックブラシ、BIBLIONOTE、ブックスタンドを購入しました。ついでにお隣のFUZKUEでのんびり日向ぼっこしながら読書した。その阿久津隆さんもおすすめ本を寄稿しているこの本も、映画のなかの本棚や、メキシコの覆面レスラー・ルチェリブリを模したBOOKMASKなど読書のあれこれで溢れています。本を読むことがファッショナブルになることに全面的に賛同します。2022/03/26
けんとまん1007
61
まさに「本のある生活」。本があるということは、それが置いてある場所・空間があり、読む時間があり、本そのものの存在がある。また、本に関連する道具などもある。そして、自分自身の変化もある。そんな世界を丸ごと感じ取れるのが心地よい。2025/06/04
小太郎
37
図書館本だけど手元に置きたくなりました。「本のある生活」がメインテーマ。これに沿った内容で10年で印象に残った本3冊と読書用品の紹介(読書グッズってこんなにあるんだ!)、映画の中の本棚。本と道具にまつわるエッセイ。など見ていて読んでいて飽きない内容です。読書の好きな人と本が好きな人って(微妙に違うと思いますが)こんなにいるんだと少し安心(笑)写真が素晴らしいしこんな本をずっと読んでいたい!★42024/09/03
亜希
36
写真が沢山のカタログ兼のような一冊かな?と思っていたら、写真もありつつしっかり読み物でした。特に本好きの方のここ10年で印象に残った3冊と愛用の読書グッズは読みごたえがあり、読みたい本がまたしても増加。「本棚を起点としたブックライフ革命」には同感しました。私的には、BIBLIOPHILICの商品一覧などの情報も欲しかったです。2023/04/14
Roko
32
本のデザイン、本に関わる雑貨(栞、ブックカバー、付箋、読書用ライト)などについての文章を、なるほどなぁ、そうだよね、と思いながら読んでしまいました。 スキマ時間にすっと本を取り出すために、首からぶら下げられるブックポーチがあったらいいなとか、雨の日でも本が濡れないように防水になっているトートバッグがあったらいいなとか、いろんなことを考えている人がいるのです。2023/04/20