内容説明
イントロダクションでは、プリンスが回顧録のプロジェクトを始動させた経緯が、本書の編者であるダン・パイペンブリングの言葉で綴られている。そして、本書の第1部にはプリンスが執筆していた遺稿を収録。詩情溢れる文章で、彼の幼年~少年時代が描かれている。第2部は本人のコメント付きフォト・アルバムで、ミュージシャンになってからアルバム・デビューに至るまでのプリンスが楽しめる。第3部には、スナップ写真を多数掲載。成功を手にするまでの進化が写真で辿られている。そして第4部は、映画『パープル・レイン』の原型となった手書きの草稿を掲載。ここには彼の自伝的内容が凝縮され、ヒーローの旅路として語りなおされている。巻末にはダン・パイペンブリングによる、本書に掲載されている写真に関する詳細が収録されている。
目次
INTRODUCTION 自叙伝プロジェクトの始動(ダン・パイペンブリング)
1 THE BEAUTIFUL ONES―遺された直筆の自叙伝草稿とそれにまつわるプリンス自身のコメント
2 FOR YOU―デビュー・アルバム『For You』レコーディング中に記された自筆のスクラップブック
3 CONTROVERSY―プリンスが所有した貴重なスナップと共に、彼が栄光をつかみ取るまでの道のりを振り返る
4 BABY I’M A STAR―映画『パープル・レイン』草稿
NOTES AND GUIDE TO PHOTOS―本書掲載の写真についてのキャプションや、本文に対する補足を多数掲載
著者等紹介
ネルソン,プリンス・ロジャーズ[ネルソン,プリンスロジャーズ] [Prince]
史上屈指の人気と影響力を誇るアーティスト。そのスタイルと幅広い音楽性で知られ、多くの作品を残し、ポップ、R&B、ヒップホップ、ジャズ、ソウルを融合したサウンドで絶えず進化を続けた。世界で売り上げたアルバムの枚数は、1億万枚以上。史上最高の売上を誇るアーティストのひとりである。グラミー賞7回、ゴールデン・グローブ賞1回のほか、映画『パープル・レイン』でアカデミー賞を受賞している。2004年、ロックンロールの殿堂入りを果たした。2016年4月21日に自宅ペイズリー・パークで急逝
パイペンブリング,ダン[パイペンブリング,ダン]
ザ・パリス・リヴュー誌の編集顧問
押野素子[オシノモトコ]
翻訳者。東京都生まれ。青山学院大学政治経済学部卒業。レコード会社勤務を経て、ハワード大学ジャーナリズム学部卒業。ワシントンDC在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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