内沼映二が語る、レコーディング・エンジニア史 - スタジオと録音技術の進化50年史

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内沼映二が語る、レコーディング・エンジニア史 - スタジオと録音技術の進化50年史

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  • サイズ A5判/ページ数 264p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784866470924
  • NDC分類 547.33
  • Cコード C0073

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

qoop

8
半世紀以上のキャリアを誇る著者が語る、日本のレコーディング技術・機材・環境の変遷。技術革新イコール高音質ではないと聴き取る著者。培った技術を駆使してデジタルとアナログという新旧の機材を使い分ける仕事ぶりを読む。簡便に流れるレコーディング環境への警鐘であると同時に、進取の気風を拒む野暮を諌める柔軟さの発露でもある。石川さゆりさんにレコーディングへのこだわりを聞くなど、ゲストコーナーも興味深い。2019/10/18

しゅん

7
演歌、歌謡曲、ジャニーズ、シティポップの有名作を多数担当した名エンジニアの語る50年。プロトゥールズ誕生までのレコーディング・エンジニアの進化ってとんでもなくデカいよなぁと改めて実感。レコーディングスタジオ自体が、最初はダンスホールでのライブ録音→トラック数が増えたことに対応するため、音被りしない別録りのスタジオ→ライブ感を出すために残響を強調したスタジオに、という変化を遂げているのも面白かった。対談をしている角松敏生の話し方が快活だったのも印象的。2021/11/02

LNGMN

6
藤圭子・西城秀樹・石川さゆり・福山雅治・SPEED・少年隊etc...あげればきりがないほどの名曲の数々を手掛けた日本を代表するエンジニア・内沼映二による回顧録。テープレコーダ2ch同録から100chを超えるProTools時代への機材の変遷や技術革新の中にいた(そして多くを生み出してきた張本人の)キャリアから導かれる言葉は、宅録全盛の今だからこそ響くものばかりだ。2019/10/12

Kolon

1
巨匠の仕事の歩みをレコーディングの歴史と共にまとめた本。話の中身はプロ仕様の内容だが録音を仕事にしている人、興味のある人には参考になる話が満載だ。独特の感性を持ったエンジニアの方だと思うが、百戦錬磨の経験を本書を通じて知るのは面白い。 どちらかと言えば歌謡曲畑のエンジニアという印象が強いのだが、古希になっても現役でやっているのはサスガである。2021/11/15

ishida

1
次々と登場する機材、わからないながらもこういうのを嬉々として話す人の話は面白い!2020/02/05

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