内容説明
明治初期、行政や学制の様々な変革が続く中、信州の伊那・木曽で教員として奮闘した坂井茂。京都を出るとき、母の「自分のために生きるのではなく人のために生きなさい」という言葉を胸に。神坂学校で島崎春樹(藤村)を教え、その父・正樹とも交流があった、茂の波瀾万丈の人生を描く。
著者等紹介
坂井寛[サカイヒロシ]
1945年、長野県生まれ。法政大学文学部地理学科卒業。民間企業を経て長野県高等学校教諭を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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