内容説明
規定打席数や規定投球回数も不要!不揃いのデータの平均であるプロ野球の打率や防御率のように、従来不可能であった比較・順序付けに対して、実行可能とした数学的な解決策を豊富な実例と共に提示。
目次
概要(算出の手順とその方法)
簡単な例
複数の平均の順序付けの従来の方法
集合の主要項目
集合の平均の大小の比較について
集合および要素の測度論的定義
一般的な集合の平均のまとめ表について
複数の集合の平均の順収付けについて
集合の平均と補集合の平均の関係
要素数が特別の場合
総平均に対する集合の平均の位置関係と典型的な数値例
実例(世界の大国を探る;県内総生産・人口と医療関係の県別比較;プロ野球勝敗表のふしぎの解明;プロ野球の個人記録の順序付けについての評価検討;将棋界への適用事例;シンプソン・パラドックスの事例―どちらの病院を閉鎖すべきか;工業への応用事例―治工具別不艮率に対応した交換順序)
著者等紹介
〓〓俊比古[タカヤナギトシヒコ]
1969年3月国立群馬工業高等専門学校卒業。総合電機メーカーの半導体部門においてプロセスエンジニアとして技術改善や歩留向上などに従事。1972年防塵技術策(後に特許取得)の実施により電卓用MOSLSIの国内シェア60%、世界シェア30%取得に貢献、半導体ウェーハの面取り特許も取得。1993、94年技術支援のため米国半導体メーカーに派遣。大幅な歩留向上を達成し、NASDAQ上場への礎に貢献(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。