内容説明
国語科の中で、書写指導が孤立していませんか?書写は、単にお手本を写すだけの授業ではありません。「読みやすく書く力」「目的に応じた書く力」を育てる、つまり相手意識・目的意識を徹底する場なのです。書写の力をつけることが、国語の力をつけることにつながります。そんなダイナミックで新しい書写の授業モデルを紹介します。
目次
第1章 これからの書写指導はこう変わる(書写指導の現状と課題;国語科書写の新しい展開;書写指導の成果を生活や他の学習活動における言語活動に生かすために)
第2章 新学習指導要領における書写指導&学年別早わかり解説(書写に関する事項の要点;各学年の指導上のポイント;内容の取扱い)
第3章 国語力もアップする!小学校書写の新授業モデル15(二つのスタイルで新しい書写授業を考えよう;国語科とのコラボでつくる!書写の新授業モデル8;書写のスキルを極める!新授業モデル7;1日10分間ずつでもできる!書写のモジュール学習)
著者等紹介
久米公[クメイサオ]
元・千葉大学教授。元・文部省初等中等教育局視学官。書育推進協議会会長。全国大学書写書道教育学会名誉顧問。広島大学教育学部卒業
松本仁志[マツモトヒトシ]
広島大学大学院准教授。平成20年版「小学校学習指導要領解説国語編」作成協力者。専門は文字・書写の教育。子どもたちの文字習得の実態を踏まえながら、これからの時代にふさわしい文字教育カリキュラムを追究している
鈴木慶子[スズキケイコ]
長崎大学教授。書育推進協議会専務理事。千葉大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。全国大学書写書道教育学会賞受賞(平成9年)。現在、科研費補助金研究「記述力の変容を促す書字行動及び書字習慣の追跡と分析」を推進中
千々岩弘一[チジイワコウイチ]
鹿児島国際大学教授。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期中退。平成20年版「中学校学習指導要領解説国語編」作成協力者、常用漢字表改定に伴う学校教育上の対応に関する専門家会議委員等を歴任。書育推進協議会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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