石油資源の呪い―ナイジェリア政治経済史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 265p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784866415833
  • NDC分類 312.445
  • Cコード C3031

内容説明

原油に浮かぶ貧困と少数部族。アフリカの巨人ナイジェリアにおける石油戦争の歴史的・構造的要因を究明する。

目次

第1部 ナイジャー・デルタにおける石油戦争―国家・少数部族・環境汚染(歴史的背景;ナイジャー・デルタにおける反政府闘争;「石油戦争」の構造的要因;「アムネスティ計画」とその展望;ナイジャー・デルタ問題の解決に向けて)
第2部 財政連邦主義の歴史的展開―石油収入の争奪戦(英領植民地時代:1900~1959年;第一共和政時代:1960~1966年;前期軍政時代:1966~1979年;第二共和政時代:1979~1983年;後期軍政時代:1984~1999年 ほか)

著者等紹介

室井義雄[ムロイヨシオ]
1950年福島県に生まれる。2018年専修大学経済学部退職(専修大学名誉教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

人生ゴルディアス

2
独立が60年で、石油発見がその数年前だが、独立に向けては結構前から話が進んでいて、その際は石油がなかったので『石油が国家をつくるとき』で論じられていたように、英国としては貧しい北部を残して独立されて脆弱国家が生まれるよりかは、宗教や統治機構が異なるとしても南部北部をまとめたほうが良いと判断したら……という感じだろうか。案外南部の産油地域中心だけで独立していたら、UAEみたいになったのではないかとも思える。2025/06/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20877927
  • ご注意事項

最近チェックした商品