出版社内容情報
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本屋のカガヤの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
57
The Old Man and the Seaのfinal scene 収録。最後の一行"The old man was dreaming about the lion."の意味は果たして・・2022/09/04
のんぴ
28
前回図書館の返却日がきてしまい、また予約を入れて、未読の「I Guess Everything Reminds You of Something」と「The Old Man and the Sea」読了。接続詞のonlyにはしかし、でさえなければ、ただし、などの意。only to不定詞で、結果として…するだけだった、という失望、意外性、驚きを表す。あるいは…するためだけに、という目的の意。in+動名詞で、しているときに、している間に、on+動名詞はするとすぐの意。文法の解説が丁寧で、作品背景の説明も詳細。2020/12/14
風に吹かれて
17
ヘミングウェイの短編を読みながら文法も学べる楽しい本。“Indian Camp”、“Three Shots”、“On the Quai at Smyrna”、“A Clean, Well-Lighted Place”、“I Guess Everything Reminds You of Something”、“The Old Man and the Sea(last scene)”を収録。➡2021/01/04
Nobu A
12
前巻に続き続巻も読了。巷間では多読の方が人気だがどちらも大切。個人的には精読で読解力を上げてから自動化促進、つまり読解スピード向上の多読に移行するのがより効率的だと思う。一方で、習熟度を更に上げたければ再び精読へ戻るの繰り返し。著者の読解ポイントは読者の英語力によって難し過ぎたり物足りなかったりとブレが生じている。時々何故これを押さえているのかと疑問に思うこともある。いずれにせよ、本著の魅力は文学小説をじっくり読み、理解力を測れること。貴重な機会。これだけ平易な英語だと機械翻訳は太刀打ちできないだろうな。2022/06/14
カイロス時間
8
シリーズ1冊目がとても良かったので続けて読む。小説を読みこなすには口語表現をマスターする必要がある、という課題を発見できた。oldやall等ごく一般的な語に多くの意味をもたせたり、省略や語順変更で正しい文法から外れたり…そんなカジュアルな表現の意味をパッと掴めるようにしていきたい。ネイティヴっぽさを生み出している要因が口語表現の集積だとしたら、その意味を正確にキャッチするための訓練は自分のネイティヴ感覚を涵養するのじゃないだろうか。このシリーズのヘミングウェイは2冊で終わり。次は別の作家に教えを乞おう。2022/04/09