著者等紹介
吉川英治[ヨシカワエイジ]
明治25年(1892)~昭和37年(1962)。神奈川県生まれ。本名、英次。家運の傾きにより、11歳で小学校を中退。さまざまな職を転々とし、社会の辛酸を舐める。18歳、苦学を覚悟して上京。29歳、東京毎夕新聞社に入社。翌年、初の新聞小説『親鸞記』の連載を開始。31歳、関東大震災に遭遇したことをきっかけに、作家活動に専念。『剣難女難』『鳴門秘帖』などで、たちまち人気作家へ。43歳、朝日新聞に『宮本武蔵』の連載を開始。爆発的な人気を得て、国民文学作家の地位を不動にする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
虎ボルタ
2
まさに鬼神の如き孔明の働き。東南の風が吹き、孔明は呉を脱出。連環の計は鳳統の策ということになってましたね。いや、徐庶との合策と言うべきか。これで舞台は整い、次巻、赤壁の戦いというところ。密かに楽しみなのは、大敗する曹操をどう吉川さんが描くのか。北方三國志は「丞相、でもまだ生きています」みたいな言葉が秀逸だった。役者も揃い、この辺りが三国志の一番面白いところだよなぁ。2022/08/20
379
0
☆☆2017/02/04
potisuke
0
赤壁の戦いの下準備が整う。 龐統が諸葛亮孔明がいろいろ出て来て面白い。 まったく、吉川英治さんの三国志は読みやすい。 ( ˊ̱˂˃ˋ̱ )2016/10/14
みのむー
0
赤壁の巻まで読了。 周瑜が何度も孔明を殺しにかかるとは知らなんだ。 曹操敗走時の三度繰り返しは笑っちゃった。 曹操笑う→趙雲が現れた! 笑う→張飛が飛び出した! 笑う→関羽が立ち塞がる! コントかよw2020/04/27
-
- 和書
- 雲霧仁左衛門 広済堂文庫