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出版社内容情報
1964年10月に開催された東京オリンピックは、数々の記録を人々の記憶に残しただけでなく、スポーツ施設やインフラの整備も行われ、まさに戦後復興の象徴として知られてきた。だが、世界中からの栄誉を一身に収めた選手たちは、その後どんな人生を送ったのかは、あまり知られていない。本作では、膨大な新聞・書籍などの資料から存命している元オリンピアンに直撃インタビューを敢行した連載を大幅に改定。東京オリンピックの裏面史として、オリンピアンたちの知られざる苦悩やその後の人生を記したルポとして、都市計画やスポーツ論として、さまざまなな角度から取材を投げかけた新鋭ルポライターによる、渾身の一作
カルロス矢吹[カルロスヤブキ]
著・文・その他
内容説明
1964年東京五輪は、今ぼくたちが思っているような“美しい”大会だったのか?出場したオリンピアンが語る、東京オリンピック裏面史と2020年大会への提言。引退後に読売巨人のコーチになった十種競技の選手、本田圭佑の大叔父に当たるカヌー選手、車椅子バスケの選手や市川崑による五輪ドキュメンタリーに参加した映画監督まで!異色の五輪ルポルタージュ。
目次
鈴木章介―巨人のコーチになった異色の陸上選手
中村多仁子―偶然の導きで体操を始めた少女が2大会連続出場
本田大三郎―日本初のオリンピックカヌー選手
金義泰―「JUDO」の歴史とともに歩んできた柔道家
高山将孝―プロで日本王座も獲ったボクシング選手
大宮政志―五輪出場後、競輪選手になったロードレーサー
井上喜久子―五輪の日本人女性最高齢出場記録保持者
小城得達―日本代表唯一のメダル獲得を牽引したサッカー選手
荒木敏明―密かに好成績を残した剣の貴公子
馬淵かの子―オリンピック3大会に連続出場した飛び込み選手
山本晋也―五輪を撮り、ピンク映画の巨星となった監督
近藤秀夫―寝たきり状態から社会復帰を果たしたパラアスリート
著者等紹介
カルロス矢吹[カルロスヤブキ]
1985年宮崎県生まれ。作家、(株)フードコマ代表。大学在学中より、グラストンベリーなど海外音楽フェスティバルでスタッフとして働き始める。以降、日本と海外を往復しながら、音楽・映画・スポーツ・ファッションなど世界各地のポップカルチャーを中心に執筆業を開始。コンサート運営、コンピレーション編集、美術展プロデュースなど、アーティストのサポートも行う。2012年より、日本ボクシングコミッション試合役員に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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