アフター1964 東京オリンピック―ルポ:東京五輪の後、日本とスポーツはどう変わったか

個数:

アフター1964 東京オリンピック―ルポ:東京五輪の後、日本とスポーツはどう変わったか

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月26日 07時31分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 343p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866251080
  • NDC分類 780.69
  • Cコード C0036

出版社内容情報

1964年10月に開催された東京オリンピックは、数々の記録を人々の記憶に残しただけでなく、スポーツ施設やインフラの整備も行われ、まさに戦後復興の象徴として知られてきた。だが、世界中からの栄誉を一身に収めた選手たちは、その後どんな人生を送ったのかは、あまり知られていない。本作では、膨大な新聞・書籍などの資料から存命している元オリンピアンに直撃インタビューを敢行した連載を大幅に改定。東京オリンピックの裏面史として、オリンピアンたちの知られざる苦悩やその後の人生を記したルポとして、都市計画やスポーツ論として、さまざまなな角度から取材を投げかけた新鋭ルポライターによる、渾身の一作

カルロス矢吹[カルロスヤブキ]
著・文・その他

内容説明

1964年東京五輪は、今ぼくたちが思っているような“美しい”大会だったのか?出場したオリンピアンが語る、東京オリンピック裏面史と2020年大会への提言。引退後に読売巨人のコーチになった十種競技の選手、本田圭佑の大叔父に当たるカヌー選手、車椅子バスケの選手や市川崑による五輪ドキュメンタリーに参加した映画監督まで!異色の五輪ルポルタージュ。

目次

鈴木章介―巨人のコーチになった異色の陸上選手
中村多仁子―偶然の導きで体操を始めた少女が2大会連続出場
本田大三郎―日本初のオリンピックカヌー選手
金義泰―「JUDO」の歴史とともに歩んできた柔道家
高山将孝―プロで日本王座も獲ったボクシング選手
大宮政志―五輪出場後、競輪選手になったロードレーサー
井上喜久子―五輪の日本人女性最高齢出場記録保持者
小城得達―日本代表唯一のメダル獲得を牽引したサッカー選手
荒木敏明―密かに好成績を残した剣の貴公子
馬淵かの子―オリンピック3大会に連続出場した飛び込み選手
山本晋也―五輪を撮り、ピンク映画の巨星となった監督
近藤秀夫―寝たきり状態から社会復帰を果たしたパラアスリート

著者等紹介

カルロス矢吹[カルロスヤブキ]
1985年宮崎県生まれ。作家、(株)フードコマ代表。大学在学中より、グラストンベリーなど海外音楽フェスティバルでスタッフとして働き始める。以降、日本と海外を往復しながら、音楽・映画・スポーツ・ファッションなど世界各地のポップカルチャーを中心に執筆業を開始。コンサート運営、コンピレーション編集、美術展プロデュースなど、アーティストのサポートも行う。2012年より、日本ボクシングコミッション試合役員に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

33
東京オリンピックを境にして、様々なスポーツが変わった、その生き字引ともいえる人たちのインタビューを集めた本でした。馬術や高飛込み、カヌーといった個人的には馴染みの薄いスポーツが東京オリンピックを機に日本に広まった、その原動力となったことや、そこに携わった人たちの苦難の話が、今となっては笑い話といった具合でよかった。パワハラとかそういうレベルではない話ばかりだ。サッカーが特にうまく発展できた半面、そこを生かすことができなかった競技も多く、さりとてその選手はそれによって人生を転換していて面白い。2021/02/27

Yuka

3
実はこの本、64年に出場したオリンピアンへのインタビューが中心に構成されていますが、目的は12話目のパラリンピアンの近藤秀夫さんのお話。 64年に出場した各競技のオリンピアンの話は、全然知らなかった当時の様子を思い描くのに十分な内容でした。 64年大会を失敗だったと言う人、その競技にとって重要だったと言う人それぞれいて、大会全体として語られるものと併せて、その競技の関係者がこの機会を如何に活用するかというビジョンが重要だったのだと気付かされる内容でした。2019/02/15

Olga

2
1964年の東京オリンピックは本当に成功だったのか? その答えを求めて、出場した選手や記録映画に携わったスタッフなどに取材。代表選出をめぐる確執は今も昔も変わらず。東京五輪のために強化し、銅メダルを取ったことが今につながっていると、サッカーの人は肯定的だが、飛び込みの馬淵かの子さんは、東京五輪は失敗だったと言いきる。ローマ五輪の自転車競技で猛暑のため日射病になる選手が続出、死者も出たため、東京は10月開催に変更されたとは知らなかった。プロも参加するようになった今、10月開催は不可能らしい。2019/04/23

よだみな

1
いまはもういない瀧氏が出演していた木曜たまむすびのヘビーユーザーだったので、放送で何度も紹介されていた内容が書籍になったので読みました。すでに何人かの内容は知っていたのを除くと、近藤秀夫氏のインタビューがとてもよかったです。パラリンピックの成り立ちと、そこから開かれた日本の障がい者に対する社会の変化を知ることができたのが大きな収穫でした。せめてここだけでも『いだてん』でとりあげてくれないかなあ。2019/04/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13360492
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。