内容説明
英雄たちの栄枯盛衰、代々の君主の喜びと苦脳、時に命運も託されて、主君の命を見守り続ける。51振の名刀に秘められた、色褪せぬ主たちとの逸話。
目次
第1章 戦場ノ華形―武将・剣豪と名刀(武家の興りと最古の日本刀たち;天下を争う武士の時代―名刀にふさわしき武将たち;激動の幕末、最後の剣客たち)
第2章 権力者たちが求める名刀の権威(時代の名家とその象徴;江戸の世に家督を繋いだ実力者)
第3章 「祟」「化物」「正体不明」主が立ち会った、名刀とその奇縁の逸話(物の怪溢れる時代の頼み、災いを祓う霊刀)
第4章 伝説の名刀に秘められた記憶(使い勝手のよい懐刀とその主人たち;異なる道から刀工となり、新風を巻き起こした人物;血塗られた逸話に隠れた人となり)
著者等紹介
左文字右京[サモンジウキョウ]
現役の雑誌編集長で、日本の歴史に造詣が深い。日本全国の史跡や寺社仏閣に脚を運び取材し、古い文献を求めて、歴史の裏側を探り続けてきた。歴史ジャンルを含め著書、編書を多数手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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