内容説明
学校に行くのがつらい、家に居場所がない…生きづらさを抱えた、そんな君へおくる。山田玲司、内田樹、橋爪大三郎ら13人からの言葉。
目次
ダメでもいい。社会の「正しさ」から逃げて、仮面を使いながらかわしていく(山田玲司)(漫画家)「死」という重大な誘惑をどう乗り越えるか(小林康夫)(哲学者)
失敗だらけでも不登校でも人生が「終わり」ではない(石井しこう)(『不登校新聞』代表)
あなたの居場所はきちんとあるから生かされている(夏目誠)(精神科医・産業医)
生物は在りて在らんとするもの。陸で生きているだけでものすごい(本川達雄)(生物学者)
ひとりの力で切り抜けられる状況ではない。頼れることが「自立」(今井紀明)(認定NPO法人D×P、株式会社SOLIO代表)
孤独を感じるのには生物学的な理由がある。0.1%の遺伝子の違い(安藤寿康)(教育心理学・行動遺伝学者)
著者等紹介
代麻理子[ダイマリコ]
1985年、神奈川県川崎市生まれ。YouTube『未来に残したい授業』主宰。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。法律事務所での秘書職勤務後、専業主婦を経て、ライター。現在、小・中学生の三児の母。高等教育を、望むすべての人に届けられるよう奮闘中。現在は『未来に残したい授業』の他、フリーランスで書籍の企画や編集、公立小学校での放課後寺子屋指導員、東京・中延にある「隣町珈琲」の「街場の大学」イベントなどで活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Go Extreme
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生命はめぐるー自然界の循環と生の継続性 自分はまともであるー自分の感覚を信じ 社会の時間の速さ自然のリズムと乖離 死の誘惑の危険性ー自殺の衝動 エネルギーの使い方ー自然界と一致 頼れることが自立 自然のリズム 孤独感の克服 個々の時間の尊重 自分を否定しない 結果よりプロセス 速さと有能さの違いー速く反応≠有能 死の壁ー死を超えることの意味や死の危険性 目標からの解放 体のリズムとのズレ 存在の価値 社会の正しさの批判 無目的の価値ー 無目的に美しいものや楽しいことをする 死ぬことを選ばないで2025/01/09
嶋守 さやか
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死にたいには、いろんな理由があって、死にたい自分に合ったその理由を探そうと思えるようになっている。本を読み続ける間は、死なないでい続けることができたらいいなと、大人になっていた私は思った。2025/03/31