内容説明
“妖怪博士”と俗称された哲学者、井上円了の思想的業績を解明し、“活哲学”の根源に迫る論集。
目次
第1章 円了哲学の核心(東洋哲学の先駆者 井上円了;純正哲学;井上円了の仏教観 ほか)
第2章 思想史のなかの円了(『勅語玄義』に見る奇妙なナショナリズム;井上円了の比較宗教学;円了妖怪学の基本構造について ほか)
第3章 哲学の実践(井上円了と民衆教育―修身教会関係雑誌について;井上円了と経営哲学―哲学的祈り;井上円了の“宇宙万物に対する徳義” ほか)
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