出版社内容情報
今日はかわいい孫が遊びにくるから、おいしい料理を作らなくちゃ!
そう思いながらトマトの缶詰を眺めていたら、なんだか眠くなってきて、ちょっとウトウト……。おばあちゃんは、ずっと昔に初めてひとりで出かけたときのことを思い出して――。
孫が会いにくるのを心待ちにするおばあちゃんが、自分が子どもの頃に経験した大冒険を夢のなかで繰り返す、かわいらしくてちょっとスリルがある、小さな冒険の物語。
巨大なトマトがたくさんなっている「トマトの森」で、迷子になった幼いころのおばあちゃんを助けてくれる動物たちとの交流も見どころ。子どもはもちろんのこと、おとなも思い出がよみがえってきて懐かしくなる、やさしい絵本です。
内容説明
大好きなおばあちゃんに会いにいくため、はじめてひとり、汽車に乗ったアメリは、どきどき、わくわく。途中、「トマトの森」で降りてみると、そこには真っ赤で巨大なトマト!トマト!トマト!もっと見たくて奥へと進むうちに、迷子になって―おとなになっても忘れない小さな冒険の思い出。
著者等紹介
フィリケえつこ[フィリケエツコ]
1968年東京生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科、フランスの国立装飾美術学校卒業。2002年からフランスの出版社よりEtsuko Watanabe名で絵本を出版。2008年に帰国。現在もフランスの絵本や雑誌の仕事にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ほんわか・かめ
17
トマトを見ると思い出す、少女の頃の不思議な思い出。電車に乗り、トマトの森へ。ワニに跨って池を進む。本当?たとえ事実じゃなかったとしても、こんな大冒険な思い出は宝物だよね〜。〈2021/WAVE出版〉2024/03/09
NOYUKI
1
え?このアメリって女の子は、おばあちゃん?おばあちゃんのお孫さんは出てきてないのかな?え?缶詰に書いてある思い出の味ってそーゆーこと?2021/10/12
kokotwin
0
トマト好きにはもしかしてたまらないかも。トマトの森かぁ。いいなぁ。2022/07/16