目次
prologue 良好な人間関係は距離感が保たれている(相手と距離のとり方が上手い人;人間関係は「近いほどいい」という勘違い ほか)
1 誰にも付け入らせないベースをつくる(5つの戦術で「相手より一段上にいる」意識と行動になる)
2 嫌われない、憎まれない「断り上手」になる(断り上手5つの心得;これでもう押し切られない!「断り方」の戦術13)
3 「ばれない威圧感」で相手を引かせる(威圧「感」とは、まとうもの;「振り回され体質」を変える!「ばれない威圧感」の戦術15 ほか)
4 人を惹きつける魅力的な人間になる(「しがみつく」のではなく「惹きつける」)
著者等紹介
Joe[JOE]
モラハラ対策カウンセラー。1976年生まれ。典型的なモラルハラスメントの関係にある両親の元に生まれ、幼少期を過ごす。その経験を通して、周囲の同様の環境にある人たちに、モラハラ対処のアドバイスをするようになる。現在は、世の中の離婚できない事情のあるモラハラ被害者を対象に、個人カウンセリングや各地での講演等の活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MI
95
あなたは「心」を変えず、「言動」を変えるだけ。押し付けてくる仕事、行きたくないお誘いにあなたは心をすり減らしていませんか?なぜ貴方は振り回されるのか?それは自分の心を開け放ちすぎているから、どんな人とも繋がり放題になっている。好きな相手にはそのままでいい。 貴方の心の中までは誰にも見られてない。心のままに動かなければいい。印象的なのは①付け入れさせないベースをつくる。②バレない威圧感で相手を引かせる。鈍感なフリをする。沈黙は武器。心と言動を分ける、振り回してくる人には同じ対応をしなくていい。試してみたい。2023/08/15
ehirano1
86
いやぁ~待ってましたよこういうの。断り下手の私には救いになりました。これくらいのクリアーな物言いとその後のフォローで良いんですね。先ずは私自身が腹落ちしたので後は試してみるのみです。2024/11/26
ニッポニア
64
ブレない芯を持つこと。以下メモ。いつも自分の心を開け放ち過ぎていること、が他者に振り回されやすい人の共通点。自分にとってどのような存在か、相手を分類する勇気。相手より一段上にいる意識で、影の部分を演出し優しさを差し出すと、相手はあなたを尊重する。まずニヤニヤする、するとあなたの雰囲気自体が強者の微笑みになる。断るときは、どこまでも屈託なく、無邪気に。沈黙に対して無責任になる。無理じゃなくても無理と言う、そんなに無理しなくとも十分評価されている。相手の感情をあえて斟酌しない鈍感力。2023/10/28
ホッパー
58
距離感がおかしい人は世の中にそれなりにいると感じているが、そのような輩に対しての対処法が具体的に沢山書かれている。そんな方法があったか、と思う点も多く有用だった。2024/09/21
本詠み人
33
初読の著者さん。人間関係は距離がすべて…自分にとって心地よい距離感をもって、良いお付き合いをしたいものです。相手の感情に振り回されることなく、良好な人間関係をめざすメソッドです。中でも「優しさ」と「威圧感」のバランスという項目はまさに悩んでいた事なのでハッとさせられました。優しさだけでは(喜ばれるが)なめられる。自分ばかりに仕事が振られる人は「忙しがり方」が洗練していない(笑)など、興味深い内容でした。女性向け。2021/10/06