内容説明
おなかがへる。そしたら食べる。話題の新鋭・マメイケダが描く、読むとおなかがへる絵本。
著者等紹介
マメイケダ[マメイケダ]
主に画業。1992年島根県出雲生まれ。2013年秋頃から絵を描き始める。ほどなくして、ダイナミックな筆致で描かれる食べ物と、濃密でありながらも開放感のある風景画で大きな注目を集めるようになる。2016年HBファイルコンペ仲條正義賞を受賞。書籍の装画などのイラストレーションや展覧会での発表などを中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫綺
81
クレヨン中心で描かれた食べ物の絵が、とってもうまそう!おなかがへった…の前に、のどがかわいた!ビールが欲しい♪2019/07/10
馨
80
絵本。絵がレトロ。こういう絵を描く同級生いたなぁと思いつつ、何気に上手い。住んでいる家もレトロな感じでした。リアルな絵ではないけど空腹時に読んだらお腹が空くのかな。2024/06/02
seacalf
72
シンプルだけど、もうたまらなく美味しいのよね、目玉焼きご飯って。だからこんな表紙を見せられたら自然と身体が反応してハフハフしながら手に取らざるを得ない。クレパスを中心に一見荒削りな画風なのに胃袋がガッと掴まれる魔力を感じる食べ物の数々。海の家の焼きとうもろこしといか焼きがダイナミックでなんとも美味しそう。まだ寝ぼけている朝の食卓、遠足、良い点を取った時の外食、お彼岸、お母さんの誕生日など、それぞれのシチュエーションにもほっこり。2023/06/14
ねむねむあくび♪
70
本の表紙をたくさん書いている方。読友さんのご紹介で借りた絵本。シンプルなストーリーに無骨な人の絵はあまり上手だとは言えないのに。マメイケダさんの描く食べ物は、とびきり美味しそうなのだ。日常の暮らしの中の食べ物は、誰もが皆、馴染みのある風景の中の食べ物で。ノスタルジックな記憶と共に当時の食べた時のワクワクが甦える。食卓の温もりが伝わる素敵な絵本。2021/11/01
よこたん
66
“よなか トイレでおきて だいところを のぞいたら おかあさんと おとうさんは ばんしゃくをしていた。りっぱな ウインナーもある。こんなよるに おとなは いいな。ぼくもたべたい!” 大人ってずるいよと叫びたくなる出来事のひとつである。何気ない日々でも、ちよっと特別な日でも、やっばりおなかはへるよね。ハイキングでのお弁当や、海の家のじゅうじゅう香ばしいトウモロコシや焼きイカ。家で同じもの食べるより断然おいしいよね。ダイナミックだけど丁寧に描き込まれた絵が温かい。給食のチキンカツが大っきい、いいな羨ましいな。2020/02/22