出版社内容情報
毎日見ている月ですが、地球から見えるのはつねに一方の側だけ。実は月の裏側には……月のかくされた謎や秘密をときあかします!
内容説明
宇宙探査へのだいじな玄関―月。太古の昔から、地球のすぐとなりにありつづけている星なのに、月には、まだまだ謎や秘密がたくさんあります。そんな謎や秘密を、月でくらすことになった小学生の満くんがときあかします!
著者等紹介
山本省三[ヤマモトショウゾウ]
神奈川県生まれ。横浜国立大学卒業。絵本や童話、パネルシアター、紙芝居の執筆など、幅広く活躍している。「動物ふしぎ発見シリーズ」(くもん出版)で第34回日本児童文芸家協会賞特別賞、「深く、深く掘りすすめ!“ちきゅう”」(くもん出版)で第1回日本子どもの本研究会作品賞を受賞。日本児童文芸家協会理事
村川恭介[ムラカワキョウスケ]
神奈川県生まれ。米国テキサス州ヒューストン大学大学院建築学科スペースアーキテクチャープログラム卒業。修士。NASAや米国大手宇宙企業の研究者たちとともに宇宙ステーション、月面基地、火星基地などの宇宙建築の共同研究に参加。宇宙で人間が生活するための宇宙居住施設を研究中。NPO法人日本火星協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
8
月で暮らすさいのいろいろな工夫になるほど!と感心しきり。地球での暮らしを再現するような合成の景色で、体内時計を動かしたり、人工光で昼と夜を作り出して調整したり、大気がない月で隕石を避けるシェルターや、気温の高低差をうまく避けたりしながらの暮らしが紹介されている。満くん一家の夜の月面ドライブを通して、たくさんの月の謎や秘密を知ることができる。2021/07/13
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
SFの世界では月は当たり前に生活している場所になっていますが、実際暮らそうとすると…いったいいつになるのだろう?と思いました。かなり詳しく解説があり、また分かりやすくなっています。2018/12/26
あんこ
6
ドラえもんの映画ではどこでもドアで行けたけど、実際に地球から宇宙船で行って月で暮らすようになるのはいつになるのかなぁ。隕石が直接当たるので地下に建物を作って暮らし、水耕栽培で野菜を育て、肉や魚のかわりに昆虫を育てて食べる。でもやっぱり水がないのは致命的よね。水1リットルを地球から月へ運ぶのに1億円かかるんだって。実現にはまだまだ難しいかもしれないけど夢のある絵本。2020/11/04
おひさま家族
6
小5、小3息子読み聞かせ。月で暮らしたら、といってもまだまだ開発中の月。いろいろ大変なこともありそうです。近い未来にこんなこと出来るようになるのかな~2018/04/09
miyu
5
リビングに置いていたら「面白そう!」と言って勝手に読み出した。そうでしょう、母はあなたの好みを知ってますから〜7歳11ヶ月2021/05/18