出版社内容情報
ナラティヴの世界を探究する文化人類学者 野村直樹の論考集。グレゴリー・ベイトソン,ナラティヴの認識論,ナラティヴ・セラピー,無知の姿勢,時間論,グーリシャンとアンダーソン,オープンダイアローグにつながるナラティヴの世界を試行錯誤しながら進んだ軌跡がまとめられている。刺激的なナラティヴの世界へようこそ。
内容説明
ナラティヴの世界を探究する文化人類学者・野村直樹の論考集。グレゴリー・ベイトソン、ナラティヴの認識論、ナラティヴ・セラピー、無知の姿勢、時間論、グーリシャンとアンダーソン、オープンダイアローグにつながるナラティヴの世界を試行錯誤しながら進んだ軌跡がまとめられている。刺激的なナラティヴの世界へようこそ。
目次
第1章 オープンダイアローグを「知の形式」として―ベイトソンの系譜から
第2章 E系列時間とベイトソン
第3章 対話・音楽・時間―近未来から届く言葉たち
第4章 共創の時狭間―素の時間、二人称の時間、E系列の時間
第5章 「無知の姿勢」と「二人称の時間」―臨床における対話とは何か
第6章 ダブルバインド理論がもたらしたもの
第7章 ベイトソンのアルコール依存症理論―「自己なるもののサイバネティクス」を読もう!
第8章 フィールドワークすること、無知であること―ナラティヴへの遠回り?
第9章 フィールドノートから考える医療記録
第10章 ナラティヴから見た時空
第11章 ダブルバインド~ナラティヴ~オープンダイアローグ―ベイトソンから「患者カルテ」まで
第12章 「開かれた対話」の世界へようこそ
第13章 書評『幽霊たち』/『大聖堂』
著者等紹介
野村直樹[ノムラナオキ]
1950年生まれ。スタンフォード大学大学院文化人類学専攻(Ph.D.)。名古屋市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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