内容説明
公認心理師を目指す人が、家族を含めた社会関係における、人の社会的行動、社会的相互作用を深く理解することは重要なことであろう。本書では、社会心理学、集団心理学、家族心理学の3分野を学ぶうえでの重要なトピックについてバランスよく取り上げ、わかりやすく解説している。
目次
社会・集団・家族心理学とは何か
対人認知
態度と行動
ステレオタイプと偏見
向社会的行動と反社会的行動―援助と攻撃
社会的促進と社会的抑制
社会的影響
集団過程
社会的相互作用
対人関係の形成と発展
家族の人間関係
ソーシャル・サポート
文化と社会心理
集合行動とマスコミュニケーション
著者等紹介
野島一彦[ノジマカズヒコ]
1947年生まれ。跡見学園女子大学教授、九州大学名誉教授、臨床心理士。1975年、九州大学大学院教育学研究科博士課程単位取得後退学。1998年、博士(教育心理学)
繁桝算男[シゲマスカズオ]
1946年生まれ。東京大学名誉教授、慶應義塾大学訪問教授。1974年、アイオワ大学大学院修了(Ph.D.)
竹村和久[タケムラカズヒサ]
1960年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。1989年、同志社大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)、博士(医学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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