内容説明
TBS系列「クレイジージャーニー」“裸の美人写真家”として大反響!世界一、ファッショナブルな民族「スリ族」日本初の写真集。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
72
アフリカ・エチオピア南西部に暮らす世界一ファッショナブルな民族、スリ族。褐色の肌に原色の模様、顔の周りに巻き付けたリース、緑の葉のクラウン。そしてすらりと伸びた肢体。決まっている。これが楽しむためだけに行われる行為だとは。彼らにはファッションは感情表現なのか?アフリカに魅せられて20代で単身渡ったヨシダナギ氏だからこそ撮れた写真たち。パワーを感じる写真集。2020/10/26
あじ
57
アーティスト、デザイナー、モデルの三役をスリ族は一人でこなす。彼らが集まる空の下は大地のギャラリー。保護色を捨てた新人類だ。ボディペイントの配色も模様も、素晴らしすぎて言葉を失う。花や木の実は引き立て役。ポージングにも惚れ惚れとしてしまう。個性の抑圧を見事に組み伏せ、魅せてくれた写真集でした。2016/04/09
らぱん
40
エチオピアの少数民族スリ族を被写体にしている。身体を身近な葉や花や実などの植物や鳥の羽で飾り、顔を含む全身にペイントする。その図柄は幾何学模様もあり、顔を動物に似せたものもあり、動物の毛皮の模様を身体に施したものもある。それは日常の姿ではなく、お祭りや結婚式などの「ハレの日」のお洒落であるらしい。子供たちはまるで妖精のようだ。 ヨシダナギは画面を作り込み発色させる。スタイリッシュな素材をスタイリッシュな技術で切り取る。その意味では自然のままのスナップや記録ではなく作品であり、自分はそれをかなり好きだ。↓2019/12/31
くろにゃんこ
39
スリ族の方の写真集。すごい!ものすごいです。身体をペイントして、花や葉っぱなどの植物で顔周りを飾る。それぞれが個性的でファッショナブル。カッコよく美しい。このセンスはどこからくるのか…色々と気になります(*^-^*)2020/10/28
ちえ
37
前から気になっていた本が図書館にあったとは!土や植物で体を飾る。なんてカラフルでファッショナブル!なんて生き生きしてパワフル!写真家のヨシダナギ氏のあとがきにもあるがお祭りや結婚式などの「ハレ」の日のおしゃれなんだ。自分のためのおしゃれ、彼らの自信が伝わってきて元気をもらえた。2021/02/20