内容説明
一少年漁師が巡り合わせた時々の特異な境遇をすなおに受けとめて精一杯誠実に生きた生涯。やさしい話しことばでかかれているので万次郎の生涯が手に取るように読み取れます。
目次
難船
無人島の生活
ジョン・ハウランド号に救われる
留守宅のなげき
ジョン・ハウランド号の捕鯨航海
フェアヘーブンの生活
フランクリン号の捕鯨航海
カリフォルニアの金山かせぎ
ホノルルで帰国の準備
琉球へ上陸
鹿児島到着―島津斉彬の聴き取り
長崎奉行所の取り調べ
故郷に帰る
黒船来る―江戸幕府に召される
万次郎に通訳させない
吉田松陰への影響
公私多忙
咸臨丸の航海―往航
遣米使節のワシントン行き
咸臨丸の帰航
国内旅行
明治維新と万次郎
万次郎の晩年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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難船 無人島の生活 ジョン・ハウランド号 留守宅のなげき フェアヘーブンの生活 フランクリン号の捕鯨航海 カリフォルニアの金山かせぎ ホノルルで帰国の準備 琉球へ上陸 鹿児島到着―島津斉彬の聴き取り 長崎奉行所の取り調べ 故郷に帰る 黒船来る―江戸幕府に召される 万次郎に通訳させない 吉田松陰への影響 公私多忙 咸臨丸の航海―往航 遣米使節のワシントン行き 咸臨丸の帰航 国内旅行 明治維新と万次郎 万次郎の晩年 女性の漂流物語 東洋のロビンソン 映画の白鯨 みやげばなし 万次郎の呼び名 日本の医学2024/07/29
amanatsu
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歴史物のTVドラマなどで、良く知っている名前だが、しっかり書物でその人となりを読んだことがなかったので読んだ。ジョン万をアメリカで学校に通わせてくれた船長は偉い人。ジョン万も単なる外国帰りに在らず、熱心に様々なこと(当時の幕府や藩が欲している分野)を学んで来たからこそ重用された。ジョン万をきっちり理解出来たように感じた。2024/08/16