ぼくはひとりで

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ぼくはひとりで

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  • サイズ B4判/ページ数 40p/高さ 26X26cm
  • 商品コード 9784866000947
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

ベトナムの南にあるメコンデルタという地方では、雨のきせつになるとメコン川の水があふれてしまいます。少年アンやその友だちは、ボートをこいで学校に行かなければなりません。アンは今日、はじめてひとりで出発します。雨がざあざあふりだし、メラレウカの森には、えたいのしれないものが、ひそんでいそうです。くらい水の中にかくれているものはなに…?でも、きっとだいじょうぶ。ひとりたびのおしまいには、友だちがまっていてくれるから。2015年、シンガポールの出版社Scholastic Asia主催の絵本コンテストで大賞を受賞、アジア諸国の小学校で推薦図書に選出。2018年、Singapore Book Awardで最優秀絵本賞を受賞。

著者等紹介

フン・グエン・クアン[フングエンクアン] [Phung Nguyen Quang]
ベトナムのホーチミン在住。共同作業で子ども向けの物語を書き、挿絵を描く

フイン・キム・リエン[フインキムリエン] [Huynh Kim Lien]
ベトナムのホーチミン在住。共同作業で子ども向けの物語を書き、挿絵を描く

はっとりこまこ[ハットリコマコ]
早稲田大学第一文学部卒。翻訳者・イラストレーター(Website:at‐cendol.com)2011~2019年の間、シンガポールとマレーシアに居住。現地の日本語媒体向けに広告やニュースの翻訳、イラスト付き記事などを執筆。NPO法人アジア教育友好協会の正会員兼スタッフとしてアジア地域の学校建設事業・交流事業にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

83
絵本。読み聞かせ3分くらい。ベトナム南部のメコンデルタ地方では雨期になると村が水没して、移動手段が船になる。家族は魚を釣りに行ったりハスの花や実をとりに行ったりするので、ひとりで小舟に乗って学校に通う子供もいる。小さな子供がひとりで水の森を抜けていくのは怖そう、大冒険だ▽アニメーションのようなダイナミックな構図の絵が素敵でした。短い絵本だけれど解説が必要かも。2021年刊2023/02/06

とよぽん

60
ベトナムの豊かな自然と共存する人々の逞しさ、強さが絵から伝わってくる。「あめのきせつが やってきた。みちもはたけも みずのした。」雨季になり、家の屋根や木の間を自分でボートをこいで学校に行く少年アン君。この作品がフン・グエン・クアンさんとフイン・キム・リエンさんの二人の共同作業による初の絵本とのこと。川の水や生きものに生命感があふれている。ベトナムの子の自立心に感心した。2021/08/06

ぶんこ

57
ベトナムの雨季は辺り一面が水となり、登校には舟で行くことが驚きです。雨季だけに、登校中にもスコールが。大きな波に飛ばされてマングローブの森の中に迷い込んでしまいます。危険な動物もいます。やっとのことで明るい川に出られました。両親が朝から仕事で、一人で舟を漕いで行かなくてはならない小学生。世界は広い。小学生の登校方法も色々。たくましい。2023/09/17

papapapapal

55
ベトナムの絵本。 ひとりでボートを漕いで冒険に出かける少年。荒波を乗り越え、ワニを横目に暗い暗い森を進み、魔物に追われ。やがて大きな流れに出れば、魚と共に、水牛と共に、先へ先へと急ぐ少年。そうしてようやく辿り着いた先は、何と…。 世界には、まだまだ知らないことがたくさんある。ジブリ作品のような幻想的な絵に心を掴まれ、少年と共に冒険の世界に引き摺り込まれる。上質の短編映画を観たかのような読後感。2021/07/26

ちえ

48
ベトナムの川、森、自然の透明で幻想的な絵が美しい。題名に男の子が一人で冒険する話と思っていたけれど…あとがきで、ベトナムの雨季が豊かさとともに厳しさも併せ持つものと知った。こういう絵本を読むと、私たちの日常がどれほど「自然」から距離を持って離れている、というか、守られているのかを感じる。とはいえ、日本各地で起こる最近の災害を思うと、そう思っているだけで実はそうではないとわかるのだけど。2021/08/28

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