出版社内容情報
仏教最古の経典「法句経」にはブッダの生の声が描かれている。2500年以上前の彼の声を、今の社会、世相に当てはめて紹介。
内容説明
『法句経』は数ある仏典のうち最も古いものの一つで、お釈迦さまの生身のことばに最も近いものといわれています。そこには時代を経てもなお、わたしたちの心を癒し、励ます「真理のことば」が語られています。『法句経』に学ぶおだやかな生活。
目次
すべては心からはじまる
怨みをすててこそ
殺してはならぬ
勝敗をすてて
お彼岸のはなし
人のいない森
根本を掘りくずす人間
出家のありかた
千の詩
百年生きるより
葬儀のはなし
ことばの作用
一緒は怖い
世の流れに逆らって
休日は大切
苦しみと楽しみ
お釈迦さまのすがた
自分こそ自分の主人
自分にうち克つには
最初の教え
今をどう生きるか
雲をはなれた月のように
最後のことば
著者等紹介
佐伯快勝[サエキカイショウ]
1932年、奈良県に生まれる。55年、奈良教育大学卒業。公立中学校教師を六年間勤めた後、浄瑠璃寺に入る。68年、父・快龍師の跡をうけて同寺住職となる。現在、真言律宗総本山・西大寺宗務長と浄瑠璃寺住職を兼務する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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