感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
5
東武鉄道の本は過去に多数出版されてきているが、本書は現代車両と駅、そして高度成長期のなつかし車両と路線がテーマである。文章は少なめで、現行車両は解説文がなく写真と簡易なスペックのデータである。8000系から始まり特急車両まで現行形式をほぼ全て載せているが、試作要素の強めな特徴についてはほぼ触れていない。9000系や50000系にはそれが見られたのだが。なつかし写真は日光軌道線・熊谷線には写真が沢山あるが、昭和30年代廃止の矢板線には一切言及なし、東武鉄道の中でも壮絶なローカル度なのだが。2025/06/03