出版社内容情報
「わが祖国」「新世界より」など数々の名演を遺し、チェコ・フィルの黄金時代を築き上げた指揮者カレル・アンチェルの本邦初の評伝。「わが祖国(スメタナ)」、「新世界より(ドヴォルザーク)」など数々の名演を遺し、チェコ・フィルの黄金時代を築き上げた指揮者カレル・アンチェル、日本で初めての評伝。
アウシュヴィッツ強制収容所から生還しチェコ・フィルの首席指揮者となるも、チェコ事件によりカナダへの亡命を余儀なくされ、晩年にはトロント交響楽団の指揮者となったカレル・アンチェル(1908?1973)。
常に時代に翻弄された生涯の中で、音楽への情熱を失わなかった彼にはどのような思いがあったのか。
その数奇な人生に、アンチェルに魅せられたピアニストが迫る。
高橋 綾[タカハシ アヤ]
著・文・その他
内容説明
「わが祖国(スメタナ)」「新世界より(ドヴォルザーク)」など数々の名演を遺し、チェコ・フィルの黄金時代を築き上げた指揮者カレル・アンチェル、日本で初めての評伝。膨大なレパートリーを持つアンチェルのディスコグラフィー付き。
目次
第1章 誕生からプラハ音楽院入学まで 一九〇八~一九二六
第2章 学生時代からプラハ放送交響楽団指揮者就任までの歩み 一九二六~一九三九
第3章 暗黒の時代 テレジーンからアウシュヴィッツへ 一九三九~一九四五
第4章 楽壇復帰からチェコ・フィル音楽監督時代 一九四五~一九六八
第5章 トロント交響楽団の音楽監督として 一九六八~一九七三
補章 アンチェル再評価の動向・CD一覧
著者等紹介
高橋綾[タカハシアヤ]
1973年東京生まれ。桐朋学園大学音楽学部作曲理論学科(音楽学専攻)卒業ならびに研究科修了。現在はピアノ教室を主宰。ピアニストとしても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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