本―その歴史と未来

本―その歴史と未来

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  • サイズ B5判/ページ数 208p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784904206096
  • NDC分類 020.2
  • Cコード C1000

内容説明

この『本―その歴史と未来』では、書物の将来について現在進行しているさまざまな議論を意識し、書物の生涯におけるひとつの重要な側面、すなわちモノとしての特質に光を当てている。豊富な写真によって詳しく例証されており、読みやすく、またいろいろな発想を生み出す一書である。2008年に初版が刊行され、時代の変化に対応して改定した新版が、今ここに出版された。

目次

第1章 歴史の中の本
第2章 本はテクストを越えて
第3章 大量生産に秘められた個性
第4章 蔵書家気質あれこれ
第5章 製本さまざま
第6章 図書館にある蔵書の魅力
第7章 将来的価値
第8章 版本の多様性―異本研究

著者等紹介

ピアソン,デイヴィッド[ピアソン,デイヴィッド][Pearson,David]
現在「シティ・オヴ・ロンドン図書館・ギルドホール・アート・ギャラリー」代表(シティ・オヴ・ロンドンが運営する公共図書館等の施設の責任者)。その他、これまできわめて多くの大学図書館や国立図書館に勤務した。書物史の分野で、傑出した研究者として知られる

原田範行[ハラダノリユキ]
1963年生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。博士(文学)。現在、東京女子大学教授。専門は、18世紀英文学と印刷出版文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ATSUSHI

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本の歴史をつづる重い本。立ち読みすると疲れるという意味で。2011/12/19

Ánië Tasartir

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本、それは遠く離れた場所や時間にいる相手に直接触れることなく心を動かしたり行動を起こさせたり影響を与えることができ、時には世の中を覆すことさえできる、まさに魔法のツール。しかしながらデジタル化時代になっても、知識・情報へのアクセスは高価で、途上国で学習・研究の機会が制限されている…といったことはこの本に書かれていないが、魔法の力が真に人類平等のものになる未来こそ「本の未来」であってほしいと願う。2012/08/28

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