出版社内容情報
「人間にとって食とは、故郷であり、歴史であり、抵抗である」(パレスチナ問題研究者・岡 真理)。ガザの料理人、農家、商人たちの仕事ぶりを切り取った美しい写真と、ガザの人々の料理とレシピ、伝統、家族についてがわかる本体338ページ。
※本書は2016年にアメリカで出版された『The Gaza Kitchen: A Palestinian Culinary Journey』の第3版(2021年刊)の日本語翻訳版です。
※表紙デザインは変更になる場合があります。
内容説明
ガザの料理人、農家、商人たちの仕事ぶりを切り取った美しい写真と、ガザの人々の料理とレシピ、伝統、家族についての記録。
目次
基本の食材 スパイス、だし汁など
サラダ
スープ、ディップ、スプレッド
パン、ビスケット、セイボリーパイ
小皿料理 卵料理・メッゼ
シチュー・スープ 豆と穀物と野菜
野菜の煮込み料理
米料理、野菜の詰めもの料理
肉料理、特別な日のための料理
シーフード
お菓子と飲みもの
ピクルスと保存食
著者等紹介
エル=ハッダード,ライラー[エルハッダード,ライラー]
受賞歴のある作家・講演家・社会活動家。ガザ出身の両親のもと、クウェートで生まれた彼女は、現在は夫と子どもたちとともに、アメリカ合衆国のメリーランド州に暮らしている
シュミット,マギー[シュミット,マギー]
作家・研究者・翻訳者・教育者・社会活動家。ハーバード大学を卒業後、マドリード自治大学大学院で学んでいる。地中海地域の政治的・社会的現実を理解するため、さまざまなメディアで活動し、一般市民の日常の営みを理解することを目指している
藤井光[フジイヒカル]
1980年大阪生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授
岡真理[オカマリ]
1960年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。