内容説明
石原慎太郎裕次郎兄弟の人生の素地を作った母、光子と父、潔。二人が手をたずさえて注いだ息子への愛情と信念の情景。
目次
第1部 愛情がなければ、厳しく叱れません(幼い子には、体で覚えさせるのがいちばん;「ここぞ」というときには、手かげんせずに叱りなさい;くどくど叱るのは、叱り下手 ほか)
第2部 「うちの子に限って」は、親にとって禁句(長男らしさ、次男らしさより、その子らしさ;子どもに勉強させるには、親も頭をつかうこと;子どもの将来にまで、親は口出しするもんじゃありません ほか)
第3部 家にいて、子どもを迎えてやるのが母親のつとめ(家にいて、子どもを迎えてやるのが母親のつとめ;いつも身ぎれいにしておくのは、母として女としてのたしなみ;お父さん、子どもに媚びようとしていませんか ほか)
著者等紹介
石原光子[イシハラミツコ]
1909年9月6日、広島生まれ、神戸育ち。1927年3月神戸市立第二高等女学校を卒業。東京の実践女子大専門部(師範科)へ進む。画家を目指した。1931年11月8日、山下汽船勤務で10歳年上の石原潔と結婚。1932年9月30日、長男石原慎太郎誕生。1934年12月28日、次男石原裕次郎誕生。1992年6月24日、逝去。享年82(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もとむ
26
石原慎太郎、石原裕次郎の実母、光子さんの子育て論(かな?)。もうメチャクチャ面白かったです。昭和を代表する兄弟の、幼少期から青年期、孫が生まれてからの話も満載で、2人のファンは必読。明治生まれの方の子育て論なので、時には体罰上等、必要とあらば我が子の友人にまで手を上げ…今なら炎上必至だろうけど、その根底には「愛」があることは十分伝わる。なので僕は認めたいなあ。何より2人がいつまでも母を大事にしていたことが伝わるので、母の子育ては間違ってなかったかと。巻末の「ご先祖様を大切に」の下りは、更に染み入りました✨2025/08/29
Miyoshi Hirotaka
14
時代的には私の祖父母が両親を育てた頃。この頃の女性の大学卒は希少。この一~二世代前は、家庭教育を寺社が補完する体制だったので、女子の高等教育機能が家庭から社会へと移ったことが窺える。また、この世代の子供2人は少子化の先駆け。これは、夫の職業に頻繁な転勤が生じる場合、自前で育てられる範囲に子供の数を限ったと仮定すると合理的。それ以来、家族により内製化されていた子育ては保育所や塾へとアウトソーシングされ、お手伝いさんが担った家事は機械化された。こうして、家庭といえどもゆっくりと変化し、世紀単位では別物になる。2023/06/24




