内容説明
失われつつある「日本人らしさ」を求めて。日本の神語とは自然 くらし 魂 いのちについての伝承だった。戦後、教育されなくなった神様のお話。それでも日本人が高い精神性を保っているのは「お天道様」とのつながりを忘れていないから。
目次
序論 神話を通して見る日本という国
第1章 日本における「神」の概念(神々の名は特定の個人ではなく役割;世代を超えた継承 ほか)
第2章 世界の神々と日本の神々(世界の古代文明とその神々;一神教が生まれた歴史的背景 ほか)
第3章 縄文の神々と世界の文明(葦船と黒曜石がもたらした文明のあけぼの;石の文明から草・木の文明へ ほか)
第4章 世界へ広がった縄文の影響(アカホヤの破局噴火;世界に広がった縄文文明の痕跡)
第5章 現代日本人への示唆(信仰や歴史を学ぶ意義;これからの日本が世界に貢献できること ほか)
著者等紹介
小名木善行[オナギゼンコウ]
通称:ねずさん。国史啓蒙家・古典文学研究者。昭和31年1月生まれ。静岡県浜松市出身。日本の心を解き明かす国史啓蒙の第一人者として、古事記や日本書紀、万葉集、百人一首など、日本の古典文学や歴史研究において幅広い活動を展開。日本の伝統文化と精神を現代に伝えるべく、数々の著書を世に送り出している。近年はYouTube『CGS』や『結美大学』などの動画出演でも注目を集め、2013年8月より独自のYouTubeチャンネル『倭塾』を開催。日本文化の魅力を世界に発信し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。