講談社文庫<br> 子どもたちは夜と遊ぶ〈上〉

個数:
電子版価格
¥825
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

講談社文庫
子どもたちは夜と遊ぶ〈上〉

  • 辻村 深月【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 講談社(2008/05発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外,文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 48pt
  • 提携先に14冊在庫がございます。(2025年07月19日 15時04分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062760492
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大人にはなりきれない子どもたちは、互いのすれ違いに気がつけない。一方通行の片思いは、悲しい殺人鬼を目覚めさせる。始まりは、海外留学をかけた論文コンクール。幻の学生、『i』の登場だった。大学受験間近の高校3年生が行方不明になった。家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番――」。姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。(講談社文庫)

辻村 深月[ツジムラ ミヅキ]
著・文・その他

内容説明

大学受験間近の高校三年生が行方不明になった。家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番―」。姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。

著者等紹介

辻村深月[ツジムラミズキ]
1980年2月29日生まれ。千葉大学教育学部卒。『冷たい校舎の時は止まる』(講談社文庫)で第31回メフィスト賞を受賞し、デビュー。エンターテインメント界に現れた期待の新人として注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さてさて

470
無惨な死に方を読者に晒すためだけに登場する彼、彼女。 ある意味ホラーより質の悪いグロテスクな描写の数々。最初から最後までこれでもかと襲い掛かるダークな世界。第三者的にシーンを捉えることを許してくれない辻村さんの絶妙な心理描写とその視点で見ることになる凄惨な殺害風景。心が弱っている時に決して読んではいけないこの作品。それを象徴するかのようなモンシロチョウ。柔らかな光の差す穏やかな世界に突如顔を出す漆黒の闇の世界。そんなダークな描写の中に確かに見える『i』の存在。光差す下巻への期待高まるそんな上巻でした。2021/01/05

パトラッシュ

469
大学が舞台の学園ドラマのような冒頭から、少しずつ不穏な空気が漂い始めたかと思うと突然残酷な殺人シーンに転じる導入部が鮮やか。ゲームを楽しむように殺人を繰り返しすべての犯罪を差配する謎の人物i(アイ)をカギとして引き込む手腕は、小説を書き始めて間もない頃から作者がページターナーの力量を備えていたことを証明する。複雑な過去持ちキャラばかり集めた設定は多少わざとらしいが、そんなものを気にさせないほど没頭させられるのだから。トリックを見破ろうとするスレたミステリ読者の推理をも満足させる点にもうならされる。(続く)2021/06/24

zero1

440
本屋大賞「かがみの孤城」プロトタイプ?論文コンクールに乱入した「i」は何者?登場人物の忌まわしい過去。スターシステムを採用している辻村。他の作品に出てきた秋山教授が事件を予想。殺人には何の意味が?「i」と「θ」のゲームは続く。その中で疲弊する犯罪者。長さにこだわる辻村らしい作品。重いし粗いが何故か途中でやめられない。「にえたった」などかなりグロ。月子の名字が出てこないのは何故?「i」の正体について、私はある予想を立てたが当たっているか?さらに長い下巻へ。2019/07/11

とも

439
んんぅ、面白い。唸るね。辻村さんの著書は今後全部読んでいこうと改めて思う。 まだどういう結末に辿り着くかは分からへんけど、「i」と「θ」の抱える暗い過去と犯す殺人にに引き込まれ、胸苦しくも、絡め取られる様に上巻読了。 その他の登場人物にもまだまだ何か闇と謎が隠されてそう。 さぁさぁ、下巻へ。2018/04/04

yoshida

417
辻村深月さんの作品の中でもミステリー色が強い。大学生の木村浅葱は双子の兄の木村藍がいる。母親から虐待を受けていた浅葱を救うため、藍はある行動にでる。結果として浅葱と藍は離ればなれになる。浅葱は施設に引き取られ、手酷い仕打ちを受ける。苦界から脱出するため浅葱は命懸けて勉学に励み、大学に進学。浅葱は留学をかけた論文で次点となる。最優秀賞を受賞したのはiと名乗る謎の学生。それは浅葱と藍の邂逅だった。浅葱の窮地を救う藍。二人は再び会う為にゲームを開始する。それにより犠牲者が出る。予想のつかない展開に引き込まれる。2016/09/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/577554
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品