出版社内容情報
青井硝子[アオイ ガラス]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かなすぎ@ベンチャー企業取締役CTO
9
前作の「雑草で酔う」が面白かったので、読んでみたが、ちょっと今作はスピリチュアル要素が強かったので、ついていけなかった。ただアプローチとしては、面白く化学的な考え方で、自分がなりたい状態になるような化学物質を直接投与すればいいみたいなのはなるほどなって思った。薬っていうのは、こうやってつくるのか!みたいな発想は得られた。2022/12/11
oyoide
1
不思議な文体や構成でうっかりすると理解が迷子になりそうだが、流れに乗るとこの文自体が「酔い」のように面白くなる。 「理系男子」の著者が化学を礎に、「酔い」を仲立ちとして思想、哲学、スピリチュアル、宗教、社会との馴染み方を示してくれる。 複雑系科学などに触れたことがある人ならとても納得が深いのではないかしら。2022/11/02