出版社内容情報
唾液が心身の救世主になる!認知症も遠ざける!
80歳になっても自分の歯が20本以上残っていることを目指す「8020運動」は知られていますが、実際、残った歯の本数が少ない人ほど寿命が短くなるという調査結果があります。口腔環境の悪化は「万病のもと=歯周病」を引き起こします。
一方、口腔環境の改善は全身のコンディションをよくするだけでなく、認知症予防にもなることが明らかになってきました。どうすれば口腔環境がよくなるか!そのカギを握るのが「唾液」。本書は、唾液の役割を知り、誤嚥防止や病気予防のためにも唾液が出やすい人になる方法を示します。「ひとくち30回」?むことの健康効果も侮れません。
内容説明
健康寿命に大きく関わる「口の中」。そのカギは「唾液」!唾液の驚くべき健康効果を知り、唾液が出やすい身体になる方法を教えます!唾液が心身の救世主になる!認知症も遠ざける!
目次
第1章 口の中に健康を守るカギがある!(「歯」についてもっと知る;「歯ぐき」についてもっと知る ほか)
第2章 唾液は最高の健康薬(「ドライマウス」になっていませんか?;唾液の重要な役割 ほか)
第3章 認知症を遠ざける秘策(口と脳にも深い関係;避けられない脳の萎縮 ほか)
第4章 誤嚥予防、病気予防のために(「治療の前に口腔ケア」が医療界の常識になりつつある;高齢者の死因「誤嚥性肺炎」は歯周病菌で悪化する!? ほか)
第5章 無理なく自分でできる日々の口腔ケア(口の中を清潔に保つ方法;口腔機能を若返らせる方法 ほか)
著者等紹介
後藤多津子[ゴトウタズコ]
東京歯科大学主任教授(歯科放射線学講座)。香港大学歯学部名誉教授。歯学博士。旧姓は栗本多津子。1962年、福岡県に生まれる。1988年に九州大学歯学部を卒業し、同大大学院博士課程歯学研究科入学。1992年、口腔外科と補綴科の共同研究で博士号取得し、九州大学大学院修了。1993年、カナダのブリティッシュコロンビア大学歯学部およびトロント大学医学部病院に留学。2010年、香港大学歯学部(大学歯学部ランキング3年連続世界1位)歯科放射線学講座准教授、同大学プリンス・フィリップ歯学病院画像診断科科長に就任。2015年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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