内容説明
『リア王』や『オセロー』など名だたる戯曲をあまた書き残した天才の実像はどんなだったのでしょうか?田舎出の青年がどのように創作の技術を身につけ、どんな道のりをたどってロンドンの座付き作家になったのでしょう?私生活ではどのような家族や仲間たちに囲まれて生きたのでしょう?そして興りつつあった当時の劇場文化とは?さあ、彼自身に語ってもらいましょう。
目次
ウィリアム・シェイクスピア(1564‐1616)小伝
シェイクスピアとコーヒータイム(いやいやながらも学んだこと;芝居こそ人生;いざロンドンへ;物語を綴る;仲間がそろって;故郷のことなど;書物の中の広大な世界;言葉、言葉、言葉;同業者たちからの評価;悲劇的喜劇と喜劇的悲劇;誰のためのソネットか;読み継がれていく戯曲;人生は悲喜こもごも;悲しい出来事;魔法の時間が終わるとき)
著者等紹介
ウェルズ,スタンリー[ウェルズ,スタンリー] [Wells,Stanley]
シェイクスピア研究における世界的な第一人者で、現在、シェイクスピア生誕地記念財団の所長を務める。オックスフォード版シェイクスピアおよびペンギン版シェイクスピアの編集主幹
前沢浩子[マエザワヒロコ]
津田塾大学卒、同大学大学院博士課程満期退学。獨協大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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