DV後遺症に苦しむ母と子どもたち―家族「面前」暴力の深層

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DV後遺症に苦しむ母と子どもたち―家族「面前」暴力の深層

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  • サイズ 46判/ページ数 284p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865813296
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0011

出版社内容情報

苦しみは暴力の後にやってくる!

父の暴言・暴力におびえつづけた母と娘。母が離婚すればすべてはよくなるはずだった。だが離婚後、恐怖にさらされた母の人格は徐々に壊れていく。そして、娘自身も父の面前DVの記憶と歪んだ母への対応に苦しめられる――。

DV家庭に育ったノンフィクションライターの著者が抱いていた「DVには後遺症がある」という実感。DV後遺症とはどのようなものなのか。暴力と恐怖の爪痕によって心と脳を蝕まれた被害者には、フラッシュバック、自律神経失調、感情鈍麻、ひきこもり等々、さまざまな症状が表れる。

夫のDVで傷つき別れた後から心身の変調に悩まされる妻、親の暴力を目の前で見聞きして育ち成長後もフラッシュバックに襲われる面前DVの子ども、被害者支援団体、精神科医に取材し、その複雑なメカニズムを明らかにする。DV後遺症の理解から自分を取り戻す第一歩がはじまる!

内容説明

苦しみは暴力の後からやってくる!心と脳を蝕まれた母子にあらわれるフラッシュバック、自律神経失調、感情鈍麻、ひきこもり…。DV後遺症の理解から自分を取り戻す第一歩がはじまる!

目次

第1章 父の暴言・暴力におびえる母娘
第2章 離婚後に壊れていった母
第3章 男性が怖い―暴力のダメージで男性恐怖症に
第4章 親子関係がきしむ―母子にあらわれる心身の変調
第5章 二重のトラウマ―子ども時代の虐待と夫からの暴力
第6章 元夫の支配から抜け出せない―コントロールで判断力を奪われる
第7章 子どもを苦しめつづける面前暴力―怒鳴り声でフラッシュバックする
第8章 被害者支援から見えてくるDV問題の実態
第9章 DV後遺症―脳・心・体も影響を受ける

著者等紹介

林美保子[ハヤシミホコ]
1955年、北海道に生まれる。青山学院大学法学部卒業。会社員、編集プロダクション勤務などを経て、フリーライターに。経営者や著名人インタビュー、エンタメ系など幅広い分野の記事を担当する。2004年、より社会的な分野にシフトするため仕事を離れ、ボランティア活動に従事。精神保健ボランティアグループ代表も務める。2012年、ノンフィクションライターとして仕事復帰。以後、経営者インタビューを続けながらも、高齢者・貧困・DVなどをテーマにした取材活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

katoyann

23
筆者自身が経験した面前DVのエピソードとDV被害者の取材からなる。家族のDVを見て育つと対人恐怖症を抱えやすく、子どもの人格形成に負の影響があるという。日本のDV被害者保護には多くの欠陥があることもわかった。例えば扶養照会で住所が元夫にバレてしまう被害者が後を立たない。また、「加害者処罰の法制化」も急務である。 なお、本書では性的DVに焦点が当てられているところにも特徴がある。性的DVの加害者は避妊をせず身勝手なセックスをする。そのため被害者は多産になりやすい。子宮頚がんになるケースもあり、衝撃だった。2023/08/01

メチコ

17
DV後遺症。 DV加害者から離れることができれば一件落着…というわけではなくて、その後に続くまた違った苦しみに悩まされることがよくわかる。 幸いにして私はこういった環境とは無縁の人生を送っているのだけれど、だからこそ学び知り少しでも理解する必要があるのかなと思うなど。 とにもかくにもDVに関しては当事者含め素人だけでは手に負えず、いかにして事情に詳しい人や団体とつながることができるかが重要であることがよくわかったよね。2023/03/22

びかごん

5
読んでいて辛い気持ちになった。 暴力は絶対悪い。どんな理由があっても悪い。2022/03/14

あゆお

1
インタビューを受けた女性たちのDV被害よると思われる後遺症のうち、自分自身や母親の姿と重なる部分がいくつもあった。精神的なDVを繰り返す父親に、一見すると謎の言動を繰り返し、被害者意識から逃れられない母親、家にいる時はどうにか耐えられていたのに、一人暮らしをはじめてからの方が体調が悪くなってしまった私。家にいる時にそうした症状が出ないのは「症状が出たら加害者にバレる、家に居られなくなるから」と知って納得した。学生の頃は病院に通うことも、自分の気持ちを曝け出すこともできなかったもんな。2022/06/25

清水聖

1
準備中2022/05/31

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