文豪の凄い語彙力

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文豪の凄い語彙力

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865811438
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「的礫たる花」「懐郷の情をそそる」「生中手に入ると」!芥川、川端などの新しくて深い文豪の言葉で、教養と表現力をアップ。芥川、川端、三島……古くて新しくて深い文豪の言葉を手に入れる!

語彙力本の決定版!SNSやメールで平凡な表現しかできない残念な人ではないだろうか?「やばい」を多用してやばい状態になっていないだろうか?語彙力ブームの立て役者・山口先生が近現代の文豪の深い言葉をえりすぐって紹介。今日から使ってみたい言葉、知ってるけど意外な意味のある言葉など、読んで楽しい日本語の数々!文豪の例文入りで、その言葉の使われ方もわかる。

芥川龍之介の「的?(てきれき)たる花」、内田百?の「生中(なまなか)手に入ると」、小沼丹の「耄碌(もうろく)していた」、吉川英治の「秀雅な山」、齋藤茂吉の「恬然(てんぜん)としている」、川端康成の「懐郷の情をそそる」、三島由紀夫の「猥褻だ」などなど、文豪の語彙力を身につければ表現力も豊かにアップ!日本語って奥深くて面白い!文豪の似顔絵マンガ入り!

第1章 今日から使ってみたい文豪の言葉
第2章 知ってる言葉・知らない言葉の意外な話
第3章 あの名作がまた読みたくなる言葉
第4章 人生を彩る文豪の言葉づかい

山口謠司[ヤマグチヨウジ]
著・文・その他

内容説明

古くて新しい、そして深い、文豪の言葉!「生中手に入ると」「懐郷の情をそそる」!芥川龍之介、内田百〓、幸田文、吉川英治など、文豪の語彙で教養と表現力をアップ!

目次

第1章 今日から使ってみたい文豪の言葉(的〓(れき)―的〓(れき)たる花(芥川龍之介)
生中―生中手に入ると(内田百〓) ほか)
第2章 知ってる言葉・知らない言葉の意外な話(哀怨―哀怨な瞳がからみつく(山田風太郎)
跳梁―不良鴉が跳梁している(北原白秋) ほか)
第3章 あの名作がまた読みたくなる言葉(海容―海容の美徳を示している(太宰治)
猟官―猟官運動や利権運動(松本清張) ほか)
第4章 人生を彩る文豪の言葉づかい(出立―出立の日(夏目漱石)
起居―体の起居の自由が利かない(徳田秋声) ほか)

著者等紹介

山口謠司[ヤマグチヨウジ]
1963年、長崎県に生まれる。大東文化大学文学部准教授。博士(中国学)。大東文化大学大学院に学ぶ。1989年よりイギリス、ケンブリッジ大学東洋学部に本部をおいて行った『欧州所在日本古典籍総目録』編纂の調査のために渡英。以後、10年におよびスウェーデン、デンマーク、ドイツ、ベルギー、イタリア、フランスの各国図書館に所蔵される日本の古典籍の調査を行う。その後、フランス国立社会科学高等研究院大学院博士課程に在学し、中国唐代漢字音韻の研究を行い、敦煌出土の文献などをフランス国立図書館で調査する。テレビやラジオの出演も多く、定期的に講演や講座を開いている。著書には『日本語を作った男』(集英社インターナショナル、第29回和辻哲郎文化賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さと

92
読友さんのレビューに誘われて。日本語の博物館を訪れたような感覚。未知の言葉を知るだけではなく筆者の、漢字における成り立ちや意味の解説がとても分かりやすく楽しかった。漢字には、長い歴史と人々の生活が凝縮され、今なお生き続けているとしか思えない。文豪たちは本能的に知っていて、執筆しながら彼らと戯れていたようにさえ思う。漢字の成り立ちを知ると知識としてだけでなく感覚としてもその意味が伝わってくる。2018/09/30

えっくん

36
★★★★☆芥川龍之介、島崎藤村といった文豪たちが紡いだ文章より63個もの語彙を厳選し解説した本です。的礫(てきれき)、生中(なまなか)など初めて見る言葉も多く勉強になりました。語彙を含む文章掲載の後に解説が続くのですが、漢字を構成する個々の部品に分解し、その成り立ちから漢字の意味合いを解説するスタイルで、その奥深さに唸らされます。例えば「哀怨」の哀は衣の間に口が挟まった構成で口を衣で隠さなけば嗚咽が漏れるほどの悲しみを表し、怨は上下に死と心で構成され、心が死んでしまうほど荒んだ状態を表すので、言(⇒続く)2018/09/22

Syo

33
まぁタメにはなったけど 時間の無駄だったかも。 エクセルに打ち込んだけどさ。2019/10/15

メタボン

26
☆☆☆ 文学作品の語彙に注目したのは良い着眼点。文豪の文章そのものを味わうというのであれば、引用する箇所は全然違うはず。良くある売らんかなのタイトルにやられた感じ。ただし、漢字の由来についての丁寧な説明は参考になった。生中、薫風、徒花、玩弄、海容、左袒、首魁、爪牙といった言葉が印象深かった。2019/01/17

えみ

22
文豪たちの溢れんばかりの才能‼気負いなど一切なくサラッと美しく深い言葉を選び文章を自分のものに出来る表現力の高さは垂涎もの。たった一言で情景描写が出来る語彙力に脱帽し、独特な言い回しに瞠目し、繊細な筆致に感服した。こんな使い方があるのか…と勉強になる一方、あまりに有名な文豪たちの著書が一文と共に紹介されているので、あれもこれもと見境なく読みたくなってしまった。やはり色褪せない言葉ってあるのだなとこの本を読んで納得。使いこなせる自信はないけれど、自分で思ったことを正確に言葉で表せるようにいつか使ってみたい。2020/01/14

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