「西武」堤一族支配の崩壊―真実はこうだった!

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「西武」堤一族支配の崩壊―真実はこうだった!

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865810196
  • NDC分類 335.58
  • Cコード C0095

出版社内容情報

堤一族の関係者だから書ける、西武自壊の真相!義明と清二の宿命の反目、堤一族支配の闇の系譜を赤裸々にした西武王国解剖史!

堤一族の関係者だから書ける、内紛の真相!

西武鉄道グループは、鉄道事業分野というよりも、同グループの保有する不動産価値の高さ、都心の一等地に所有するプリンスホテル郡、そして、全国に広がるリゾート事業展開で、バブル期に注目を浴びた存在であった。しかし、2004年、不明朗なグループの組織や資産のあり方、コクド株の借用名義の問題も浮上し、グループ全体が非常事態におよぶ中、西武グループの総帥・堤義明は全役職を辞任する事態となり、西武グループとしては未曽有の混乱状態を呈することになった。
創業者・堤康次郎から続いたオーナー絶対思想で、堤一族が支配した西武グループはなぜ崩壊したのか。堤義明と西武流通グループ(のちのセゾングループ)を主宰した堤清二の宿命の反目の真相。本書は、堤一族の関係者である著書が、堤一族の闇の系譜を明かし、西武堤一族支配が崩壊に至るまでの内紛を総括した「西武王国解剖史」である。

第一章 「蟻の一穴」で堤家が崩壊
第二章 謀られた堤支配
第三章 堤一族、宿命の反目
第四章 プリンスホテルの失敗
第五章 堤義明の謎
第六章 堤家のDNAの執念
第七章 西武の闇体質の系譜
第八章 国税庁と西武の長い蜜月
第九章 自壊は前々から進んでいた
第十章 独裁的闇将軍の最終章

【著者紹介】
東京都に生まれる。堤一族の関係者。マサチューセッツ工科大学を卒業、米国系航空会社客室乗務員を経て、鉄道・航空アナリストとなる。鉄道と航空の科学の第一人者。著書には『大手私鉄比較探検 東日本編』『大手私鉄比較探検 西日本編』(以上、JTBパブリッシング)、「シリーズ日本の私鉄」――『西武鉄道』『東京急行電鉄』『近畿日本鉄道』『阪急電鉄』『西日本鉄道』『東京地下鉄』他(以上、毎日新聞社)、『鉄道と電車の技術――最新メカニズムの基礎知識』(さくら舎)、『リゾート開発と鉄道財閥秘史』(彩流社)がある。

内容説明

堤家の関係者だから書ける西武自壊の真相!西武王国の根源は、堤家のDNAの執念にあった!!創業者・堤康次郎から続いている特異なオーナー絶対思想!西武グループ総帥・堤義明と西武流通グループの主宰・堤清二の長きにわたる宿命の反目、暴君の鎧を身にまとった堤義明の意外な素顔、堤一族の闇の系譜を赤裸々にした西武王国解剖史!

目次

第1章 「蟻の一穴」で堤家が崩壊
第2章 謀られた堤支配
第3章 堤一族、宿命の反目
第4章 プリンスホテルの失敗
第5章 堤義明の謎
第6章 堤家のDNAの執念
第7章 西武の闇体質の系譜
第8章 国税庁と西武の長い蜜月
第9章 自壊は前々から進んでいた
第10章 独裁的闇将軍の最終章

著者等紹介

広岡友紀[ヒロオカユキ]
東京都に生まれる。堤一族の関係者。マサチューセッツ工科大学を卒業。米国系航空会社客室乗務員を経て、鉄道・航空アナリストとなる。鉄道と航空の科学の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

記憶喪失した男

7
これを読んでびっくりしている。西武グループの会長堤義明は、土地転がしのバブル経済で世界一の大富豪になった。 2020/07/01

makimakimasa

5
2014年に西武が10年振り再上場した翌年に出版された本で、ちょうど自分がひばりヶ丘に住んでいた頃だったが、同じ西武沿線に先月から一時戻ってきてるのを機に読了。著者は堤家関係者との事だが、非常に中立的な視点で、分かり易い「西武解剖史」である。コンプライアンスに欠けた企業体質から、体験に基づくプリンスホテルのダメさ加減、堤5兄弟の複雑な関係性まで。特に義明(今も旧コクドを通し間接統治?)の功罪は厳しい指摘ながらも、その境遇には僅かに同情も示す。『西武王国―その炎と影』や『西武王国・鎌倉』も要チェックか。2020/05/17

ともとも

5
作者は、生まれてすぐ神戸の名家の養女に出された堤家の血縁者。 故に冷めた視点で、野次馬の憶測とは一線を画する記述。 始めから終わりまで、客観性と公平性を保つ姿勢が貫かれている。 再建の経緯や内部外部の関係性が詳細に描かれていて解りやすい。良識ある内容である。 読み進めるにつれ、世に溢れている偏った非難と偏った賞賛に耳を傾けるのが馬鹿らしく思えれば、作者の意図は成功と言えるのでは? 最後の一文は創業者への敬意で締めくくっている。2015/12/14

サカナ

1
筆者、女性なのですね。こういうテーマ、男性が多いイメージが。 超ドロドロしていて、堤康次郎氏はすごいと思うけど、振り回された家族を思うと胸が締め付けられます。。。 経営うんぬんより、家族周りのことが衝撃過ぎてあまり頭に入らなかった。汗2021/08/13

エツロー

1
「西武は堤清二・義明の兄弟が張り合わずにそれぞれの事業領域に専念していれば、違った結果になっていた」「西武再編成案の本質は、堤義明の地位の保全、後藤高志の出身銀行への意地、サーベラスの西武資産の獲得という三者の利害が一致したから」という著者の考察が非常に興味深かった。少し昔の話とはいえ、西武のコンプライアンス無視の企業体質に驚いた。上場廃止の発端になった総会屋利益供与や有価証券報告書虚偽記載などはマシな方で、少々の法律違反は屁とも思っていない。「有名企業だが、一流企業ではない」と揶揄されるのも納得である。2020/06/22

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