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出版社内容情報
中枢神経障害について,発生機序,障害の評価,理学療法の実際までを解説した教科書「中枢神経障害理学療法学テキスト」の改訂版.理学療法士が遭遇することの多い中枢神経障害について,発生機序,障害の評価,理学療法の実際までを解説した好評教科書「中枢神経障害理学療法学テキスト」の改訂版.一部末梢神経障害,筋障害の内容も盛り込まれているため,今版より書名を変更したが,コンパクトかつやさしい表現,臨床とのつながりを意識させる演習・実習は今版も踏襲している.「平成28年版理学療法士・作業療法士国家試験出題基準」対応.
【主要目次】
総論
1 中枢神経障害の全容
A 中枢神経とは
B 中枢神経障害と症状
C 中枢神経障害と理学療法における運動
片麻痺
2 片麻痺の原因,脳血管障害とは
A 発症の原因
B 脳血管障害の理解のための脳の構造と機能
C 脳血管障害とは
3 脳血管障害の診断,急性期治療
A 脳血管障害各病型の特徴
B 脳血管障害の画像診断
C 脳血管障害の急性期治療とリハビリテーション
4 片麻痺患者の評価(1)
A 評価の考え方
B 脳血管障害の総合的な評価
C 片麻痺患者の理学療法評価(機能障害の評価)
D 活動制限・参加制約などの観察と調査
5 片麻痺患者の評価(2)
A 理学療法評価の実際
B 機能的予後予測と理学療法評価
C 理学療法,運動療法の内容と考え方
6 重症片麻痺例に対する回復期理学療法の実際(その1)
A なぜ重症度別の理学療法が必要なのか?
B ADLの必須動作,動作遂行の力源
C 運動療法の実際(重力との関係)
7 重症片麻痺例に対する回復期理学療法の実際(その2)
A 運動療法の実際(筋収縮の関与)
B 運動療法の実際(ADLへの反映)
C 高次脳機能障害,体幹機能障害に対する工夫
D 病棟との連携,社会復帰に向けた諸調整
8 演習1
A グループ討議
B 症例の提示によるロールプレイ
9 軽症片麻痺例に対する回復期理学療法の実際(その1)
A 軽症片麻痺とは
B 片麻痺患者における歩行
C 運動療法の実際
10 軽症片麻痺例に対する回復期理学療法の実際(その2)
A 運動療法の実際(その1)
B 理学療法の実際(その2)
C 社会の要請に応える「理学療法士」であるために
11 演習2
A グループ討議
B 症例の提示によるロールプレイ
12 日常生活における身体機能の活用(生活機能の向上)
A 理学療法におけるADL能力のとらえ方
B 起居移動動作
C セルフケア
13 実習1
A 片麻痺者の動作における特徴
B 片麻痺者の基本動作
C 移乗の最大介助法の習得,車いすの駆動
D 装具,三角巾の装着
E モデル患者による(半他動的)介助歩行の実習
14 片麻痺者にみられる合併症とその対策
A 片麻痺者にみられる合併症
B 合併症の特徴
15 高次脳機能障害・嚥下障害と理学療法
A 高次脳機能障害患者の理学療法
B 摂食・嚥下障害の理学療法
運動失調
16 運動失調とは
A 運動失調の定義
B 小脳の構造と主要投射路
C 損傷部位による運動失調の分類・鑑別
D 小脳の機能特性
E 小脳性運動失調の症状の特徴
F 脳血管障害による回復型と小脳変性疾患による進行型の特徴
G 運動失調の評価
H 姿勢バランスと歩行障害
I 一般的な理学療法評価の考え方
17 小脳性運動失調の理学療法
A 理学療法,運動療法の考え方
B 運動療法の実際
C 他合併症への対応
18 演習3
A グループ討議
B 症例の提示によるロールプレイ
パーキンソン症状
19 パーキンソン病とは
A 疾患概念
B パーキンソニズム
C 薬物療法
D ホーエン-ヤールの重症度分類
E UPDRS
20 パーキンソン病の理学療法
A 目的
B 評価
C 理学療法,運動療法の考え方
D 他合併症状への対応
E まとめ
21 演習4
A グループ討議
B 症例提示によるロールプレイ
その他の神経障害
22 頭部外傷,低酸素性脳症
A 頭部外傷とは
B 低酸素性脳症
23 多発性硬化症,筋萎縮性側索硬化症
A 多発性硬化症
B 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
24 筋ジストロフィー,多発性筋炎,重症筋無力症,Guillain-Barre症候群
A 筋ジストロフィー
B 多発性筋炎(PM),皮膚筋炎(DM)
C 重症筋無力症(MG)
D Guillain-Barre症候群(GBS)
四肢麻痺・対麻痺
25 脊髄損傷の原因,脊髄の解剖・機能
A 脊髄損傷の原因
B 麻痺の種類
C 脊髄の構造と機能
D 脊髄損傷の障害像
26 自律神経と脊髄損傷の随伴・合併症
A 自律神経の構造と機能
B 脊髄損傷の随伴症状
C 脊髄損傷の廃用症候群
D 障害受容過程
27 脊髄損傷の評価
A 脊髄損傷の評価の考え方
B 理学療法評価
C 理学療法評価の実際
28 四肢麻痺の理学療法(急性期)
A 急性期理学療法の目的
B ベッドサイドの理学療法
29 四肢麻痺の理学療法(回復期)
A 回復期理学療法の目的
B 理学療法の実際
C ADL訓練
D 二次的合併症の予防
30 演習5
A グループ討議
B 症例の提示によるロールプレイ
31 実習2
A 四肢麻痺者の基本動作
32 対麻痺の理学療法(急性期)
A 急性期理学療法の目的
B ベッドサイドの理学療法
33 対麻痺の理学療法(回復期)
A 回復期理学療法の目的
B 理学療法の実際
C ADL訓練
34 演習6
A グループ討議
B 症例の提示によるロールプレイ
35 実習3
A 対麻痺者の基本動作
B 対麻痺者の車いす応用動作
C 対麻痺者の立位・歩行動作
36 脊髄損傷者の社会参加とスポーツプログラム
A 補装具の適応と処方
B 生活環境整備について
C 社会参加(就労,就学)と健康増進
付録:演習の解答例
参考文献
索引
細田 多穂[ホソダ カズホ]
監修
植松 光俊[ウエマツ ミツトシ]
編集
江西 一成[エニシ カズナリ]
編集
中江 誠[ナカエ マコト]
編集