シンプル理学療法学シリーズ
神経筋障害理学療法学テキスト - 中枢神経障害理学療法学テキスト 改訂第3版

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  • サイズ B5判/ページ数 456p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784524252572
  • NDC分類 493.73
  • Cコード C3047

出版社内容情報

中枢神経障害について,発生機序,障害の評価,理学療法の実際までを解説した教科書「中枢神経障害理学療法学テキスト」の改訂版.理学療法士が遭遇することの多い中枢神経障害について,発生機序,障害の評価,理学療法の実際までを解説した好評教科書「中枢神経障害理学療法学テキスト」の改訂版.一部末梢神経障害,筋障害の内容も盛り込まれているため,今版より書名を変更したが,コンパクトかつやさしい表現,臨床とのつながりを意識させる演習・実習は今版も踏襲している.「平成28年版理学療法士・作業療法士国家試験出題基準」対応.

【主要目次】
総論
 1 中枢神経障害の全容
  A 中枢神経とは
  B 中枢神経障害と症状
  C 中枢神経障害と理学療法における運動
片麻痺
 2 片麻痺の原因,脳血管障害とは
  A 発症の原因
  B 脳血管障害の理解のための脳の構造と機能
  C 脳血管障害とは
 3 脳血管障害の診断,急性期治療
  A 脳血管障害各病型の特徴
  B 脳血管障害の画像診断
  C 脳血管障害の急性期治療とリハビリテーション
 4 片麻痺患者の評価(1)
  A 評価の考え方
  B 脳血管障害の総合的な評価
  C 片麻痺患者の理学療法評価(機能障害の評価)
  D 活動制限・参加制約などの観察と調査
  5 片麻痺患者の評価(2)
  A 理学療法評価の実際
  B 機能的予後予測と理学療法評価
  C 理学療法,運動療法の内容と考え方
 6 重症片麻痺例に対する回復期理学療法の実際(その1)
  A なぜ重症度別の理学療法が必要なのか?
  B ADLの必須動作,動作遂行の力源
  C 運動療法の実際(重力との関係)
 7 重症片麻痺例に対する回復期理学療法の実際(その2)
  A 運動療法の実際(筋収縮の関与)
  B 運動療法の実際(ADLへの反映)
  C 高次脳機能障害,体幹機能障害に対する工夫
  D 病棟との連携,社会復帰に向けた諸調整
 8 演習1
  A グループ討議
  B 症例の提示によるロールプレイ
 9 軽症片麻痺例に対する回復期理学療法の実際(その1)
  A 軽症片麻痺とは
  B 片麻痺患者における歩行
  C 運動療法の実際
 10 軽症片麻痺例に対する回復期理学療法の実際(その2)
  A 運動療法の実際(その1)
  B 理学療法の実際(その2)
  C 社会の要請に応える「理学療法士」であるために
 11 演習2
  A グループ討議
  B 症例の提示によるロールプレイ
 12 日常生活における身体機能の活用(生活機能の向上)
  A 理学療法におけるADL能力のとらえ方
  B 起居移動動作
  C セルフケア
 13 実習1
  A 片麻痺者の動作における特徴
  B 片麻痺者の基本動作
  C 移乗の最大介助法の習得,車いすの駆動
  D 装具,三角巾の装着
  E モデル患者による(半他動的)介助歩行の実習
 14 片麻痺者にみられる合併症とその対策
  A 片麻痺者にみられる合併症
  B 合併症の特徴
 15 高次脳機能障害・嚥下障害と理学療法
  A 高次脳機能障害患者の理学療法
  B 摂食・嚥下障害の理学療法
運動失調
 16 運動失調とは
  A 運動失調の定義
  B 小脳の構造と主要投射路
  C 損傷部位による運動失調の分類・鑑別
  D 小脳の機能特性
  E 小脳性運動失調の症状の特徴
  F 脳血管障害による回復型と小脳変性疾患による進行型の特徴
  G 運動失調の評価
  H 姿勢バランスと歩行障害
  I 一般的な理学療法評価の考え方
 17 小脳性運動失調の理学療法
  A 理学療法,運動療法の考え方
  B 運動療法の実際
  C 他合併症への対応
 18 演習3
  A グループ討議
  B 症例の提示によるロールプレイ
パーキンソン症状
 19 パーキンソン病とは
  A 疾患概念
  B パーキンソニズム
  C 薬物療法
  D ホーエン-ヤールの重症度分類
  E UPDRS
 20 パーキンソン病の理学療法
  A 目的
  B 評価
  C 理学療法,運動療法の考え方
  D 他合併症状への対応
  E まとめ
 21 演習4
  A グループ討議
  B 症例提示によるロールプレイ
その他の神経障害
 22 頭部外傷,低酸素性脳症
  A 頭部外傷とは
  B 低酸素性脳症
 23 多発性硬化症,筋萎縮性側索硬化症
  A 多発性硬化症
  B 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
 24 筋ジストロフィー,多発性筋炎,重症筋無力症,Guillain-Barre症候群
  A 筋ジストロフィー
  B 多発性筋炎(PM),皮膚筋炎(DM)
  C 重症筋無力症(MG)
  D Guillain-Barre症候群(GBS)
四肢麻痺・対麻痺
 25 脊髄損傷の原因,脊髄の解剖・機能
  A 脊髄損傷の原因
  B 麻痺の種類
  C 脊髄の構造と機能
  D 脊髄損傷の障害像
 26 自律神経と脊髄損傷の随伴・合併症
  A 自律神経の構造と機能
  B 脊髄損傷の随伴症状
  C 脊髄損傷の廃用症候群
  D 障害受容過程
 27 脊髄損傷の評価
  A 脊髄損傷の評価の考え方
  B 理学療法評価
  C 理学療法評価の実際
 28 四肢麻痺の理学療法(急性期)
  A 急性期理学療法の目的
  B ベッドサイドの理学療法
 29 四肢麻痺の理学療法(回復期)
  A 回復期理学療法の目的
  B 理学療法の実際
  C ADL訓練
  D 二次的合併症の予防
 30 演習5
  A グループ討議
  B 症例の提示によるロールプレイ
 31 実習2
  A 四肢麻痺者の基本動作
 32 対麻痺の理学療法(急性期)
  A 急性期理学療法の目的
  B ベッドサイドの理学療法
 33 対麻痺の理学療法(回復期)
  A 回復期理学療法の目的
  B 理学療法の実際
  C ADL訓練
 34 演習6
  A グループ討議
  B 症例の提示によるロールプレイ
 35 実習3
  A 対麻痺者の基本動作
  B 対麻痺者の車いす応用動作
  C 対麻痺者の立位・歩行動作
 36 脊髄損傷者の社会参加とスポーツプログラム
  A 補装具の適応と処方
  B 生活環境整備について
  C 社会参加(就労,就学)と健康増進
付録:演習の解答例
参考文献
索引

細田 多穂[ホソダ カズホ]
監修

植松 光俊[ウエマツ ミツトシ]
編集

江西 一成[エニシ カズナリ]
編集

中江 誠[ナカエ マコト]
編集

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