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プレッシャーに負けない方法―「できるだけ完璧主義」のすすめ

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865810073
  • NDC分類 159
  • Cコード C0011

出版社内容情報

常に完璧にやろうとして、プレッシャーで不安と消耗にさいなまれる人へ!他人にイライラ、自分ムカムカが消え心豊かに生きるために。

なんでも「完璧」にやろうとしてプレッシャーで消耗してしまう人へ。

「細かいところが気になってしまう」「きちんとできない自分が許せない」「相手が厳しすぎる」「いい加減が許せない」などというタイプの人は、自分や他人からのプレッシャーに押し潰され、うつ病やパニック障害などを病んでいくこともあります。また、周囲の人間の完璧主義に振り回されてしまう場合も、同様の症状が現れます。これは「完璧主義」という病なのです。

本書では、そんな「できるだけ完璧主義」という新たな方法で、プレッシャーをうまく自分で乗り越える方法を紹介します。

【著者紹介】
精神科医。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、現在、対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)。アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表。2000年6月~2005年8月まで、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ、数々の法案の修正に力を尽くし実現させた。著書にはベストセラー『「怒り」がスーッと消える本』『大人のための「困った感情」のトリセツ』(以上、大和出版)、『「心がボロボロ」がスーッとラクになる本』『「孤独力」で‘ひとりがつらい’が楽になる』(以上、さくら舎)、『自分でできる対人関係療法』(創元社)、『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)などがある。

内容説明

「完璧 主義」には、燃え尽きたり心を病んだり、周りの人に迷惑をかけたりする「マイナスの完璧主義」と、人生の質を高めていく「プラスの完璧主義」が存在します。この二者を分けるのは、一般には「意志の強さ」「人間としての強さ」などと思われているかもしれませんが、それは違います。少し視点を変えるだけで、「マイナスの完璧主義」を「プラスの完璧主義」にすることができるのです。

目次

1章 なぜ不安やプレッシャーを感じてしまうのか―つい自分を否定してしまう人の心の中
2章 「完璧」を求めすぎる人は、ムダが多い―効率や生産性を上げるためのコツ
3章 「完璧」を求めるべきでないものがある―不安やプレッシャーに振り回されないために
4章 「自分がどう見られているか」を怖れない―もっと自分らしく主体的に生きよう
5章 他人の「完璧主義」に巻き込まれたら―相手の「不安」としてやりすごそう
6章 「プラスの完璧主義」で生きるための習慣―「できるだけ」と思えば毎日が変わる

著者等紹介

水島広子[ミズシマヒロコ]
精神科医。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、現在、対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)。アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表。2000年6月~2005年8月まで、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ、数々の法案の修正に力を尽くし実現させた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

豆ぽち

17
生きづらさの根本に完璧主義があったと知る。精神不安定な母の元で育った私は、いつ怒られるか分からない生活のなかで母を怒らせないように完璧を求めるようになっていった。完璧主義の元には、不安が横たわっている。予想外の良くない出来事に、私は足が竦んで呼吸が浅く苦しくなる。ポジティブ思考に変えるのでは無く、苦しくなってしまう自分を認める。それぞれの事情の中でそれぞれの現状は必然であることを心に留め、他者から見て完璧でなくても私もあなたもそれぞれがそのままで完璧であり、また誰もが完璧にはなり得ないことを知った。2017/12/22

MOCCO

9
久しぶりの水島さん。さらっと読めて分かりやすい。「マイナスの完璧主義は引き算」、「ましは、増し」など、伝えにくい思想がうまく言語化されていて、いつもながら凄いなぁ〜と思った。2016/11/18

にゃも

9
パラパラと目次を眺めていたら『0か100か…』という文字が目に留まり読んでみることにした。そう、私はたぶんマイナスの完璧主義。どうしても物事を引き算で見てしまいがちだ。挙げられている例がいちいち自分に当てはまり笑ってしまった。特に目新しいことが書かれているわけではないが、柔らかな文章に心が和む。水島さんの本をもっと読んでみようかな。2015/09/19

へそ

8
この本には日常生活を送る上で「○○しなければならない」と考えてしまう人たちへの処方箋が書かれてあります。その処方箋とは、山登りで例えると、まだ頂上ではないと考えるのではなく、ここまで登れたと考える「まし(増し)」の考え方にシフトすること。やった方がましという言葉を増しと置き換えた著者の発想に感心しました。2015/03/24

ユカコ

7
頭と心を緩めたい時に水島広子さんの本をよく読みます。プラスの完璧主義とマイナスの完璧主義。ミスを恐れたり使えんヤツって思われるのが怖くて1歩踏み出せない私が戦っていたものの正体は、自分の心が作り出した不安。あまりの自縄自縛に脱力しかない。。マシ=増しを積み重ねて肩の力抜いて進んでいこうと思う。2020/12/14

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