内容説明
『身体の歴史』『男らしさの歴史』に続く三部作完結編。心性史を継承するアナール派の到達点!
目次
1 古代(ギリシア人;ローマ世界)
2 中世(ゲルマン人の時代;中世初期;「心を動かす」と「心の動き」―中世における「感情」という語の考古学的考察 ほか)
3 近代(「感情」という言葉の出現;ルネサンスにおける感情の修辞学―モンテーニュの例;喜び、悲しみ、恐れ…―古典期における体液の働き ほか)
著者等紹介
コルバン,アラン[コルバン,アラン] [Corbin,Alain]
1936年フランス・オルヌ県生。カーン大学卒業後、歴史の教授資格取得(1959年)。リセで教えた後、フランソワ・ラブレー大学教授として現代史を担当(1972‐1986)。1987年よりパリ第1大学教授。現在は同名誉教授
クルティーヌ,ジャン=ジャック[クルティーヌ,ジャンジャック] [Courtine,Jean‐Jacques]
1946年アルジェ(アルジェリア)生。15年間アメリカ合衆国で、とりわけカリフォルニア大学サンタ・バーバラ校で教える。パリ第3大学文化人類学教授を経て名誉教授。言語学・スピーチ分析、身体の歴史人類学
ヴィガレロ,ジョルジュ[ヴィガレロ,ジョルジュ] [Vigarello,Georges]
1941年モナコ生。パリ第5大学教授、社会科学高等研究院局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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