内容説明
二〇世紀初頭、「日本」を忘却し西洋的近代化に邁進する国の姿があった。その時代、小泉八雲ことハーンが名作『耳なし芳一』『雪女』などを通じて日本人に伝えたかったこととは―。
著者等紹介
湯浅卓[ユアサタカシ]
1955年、東京生まれ。東京大学法学部卒業後、UCLA、コロンビアおよびハーバードの各ロースクールで学ぶ。その後、ニューヨークの象徴ロックフェラー・センターの歴史的な日本側への売却にあたり、アメリカのロックフェラー・グループのアドバイザーの中軸として活躍したことで知られる。現在、国際弁護士として、ニューヨークおよびワシントンD.C.を中心に、国際的に活動中。また、官公庁、日銀、シンクタンクなどの講演や、TVメディアへの出演も行っている。『新訳 怪談―美しく切なくも儚い日本の不思議な物語』が翻訳者としては、初めての作品である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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