出版社内容情報
死者との思い出が現世の絆をつなぐ
「わたしの村では、人が死ぬと『無常の使い』というものに立ってもらった。必ず二人組で、衣服を改め、死者の縁者の家へ歩いて行ったものである」――
荒畑寒村、細川一、仲宗根政善、白川静、鶴見和子、橋川文三、上野英信、谷川雁、井上光晴、砂田明、土本典昭、田上義春、川本輝夫、宇井純、多田富雄、原田正純、野呂邦暢、杉本栄子、石田晃三、八田昭男、久本三多、本田啓吉ら、生前交流の深かった22人の御霊に献げる珠玉の言霊。
石牟礼 道子[イシムレミチコ]
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