待つ女

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784865780888
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

出版社内容情報

「君がほしいのは証明書さ。人種差別主義者ではない、という証明書。
 だから君は、それを獲得するために僕と寝るんだ。」
夢と野望のハリウッドで展開される、コンラッド『闇の奥』の映画化プロジェクト。黒人俳優と白人女優との恋の行くえは? 植民地主義の記憶、「黒人男」と「白人女」の関係の機微、「アフリカ」の虚像と実像……
「完璧な文章と文体によって、恋愛という永遠のテーマを鮮やかに刷新した」と激賞され、著者も「最高傑作」と自認する最新長篇。
2013年メディシス賞受賞、そして「文学賞のなかの文学賞」にも選ばれた傑作長篇

[あらすじ]ハリウッドで道を拓こうとしている女優ソランジュは、あるパーティで黒人の俳優クウェッソと出会い、恋に落ちる。クウェッソはコンラッド『闇の奥』の映画化という野望を抱き、ようやく資金を集めると、アフリカ西海岸コンゴでの撮影をついに敢行する。二人の関係にもどかしさを感じながらも、その映画に出演を果たすため、ソランジュはクウェッソを追ってコンゴ入りするのだが……。


マリー・ダリュセック[マリーダリュセック]
●マリー・ダリュセック(Marie Darrieussecq, 1969-)
1969年生まれ。高等師範学校(エコル・ノルマル)ほかで文学を研究し、1997年学位取得。
1996年、27歳の時、処女作『めす豚ものがたり』で彗星のようにベストセラー市場に登場、日本語を含む30言語に翻訳され、「サガン以来の大型新人」として世界中で話題に。その後、2回も理不尽で苛酷な「剽窃」の告発を受けるも、その体験を踏まえ『警察調書――剽窃と世界文学』(邦訳藤原書店、2013年)を刊行。
10編以上の小説作品のほか、オウィディウスのフランス語訳や、演劇の脚本も発表、ラジオ番組や演劇製作でも活躍している。
彼女はまた精神分析の資格も持っており、堕胎に使われた薬害被害者の支援組織などでボランティア活動もしている。

高頭 麻子[タカトウマコ]
●高頭麻子(たかとう・まこ)
早稲田大学第一文学部哲学科卒、同大学院フランス文学専攻博士課程中退。1996年日本女子大学文学部助教授に着任、2002年より同教授。著書に『フランス中世文学を学ぶ人のために』(共著、 世界思想社)、『日本文学にみる純愛百選』(共著、早美出版社)、『名作は隠れている』(共著、ミネルヴァ書房)ほか。翻訳にG・デュビイ/M・ペロー監修『女の歴史』(共訳、藤原書店)、N・ヒューストン『愛と創造の日記』(晶文社)、マリー・ダリュセック『めす豚ものがたり』『亡霊たちの誕生』『あかちゃん――ル・ベベ』(いずれも河出書房新社)『警察調書』(藤原書店)、木々康子編『林忠正宛書簡・資料集』(信山社)ほか。

内容説明

「君がほしいのは証明書さ。人種差別主義者ではない、という証明書。だから君は、それを獲得するために僕と寝るんだ」虚飾と欲望の都ハリウッドで出会い、恋に落ちた黒人俳優と白人女優。男は、植民地時代のアフリカを描くコンラッド『闇の奥』を、自らの監督で映画化するという野望を抱き、現地ロケへと旅立つ。男を追ってカメルーンに向かった女の切ない恋のゆくえは…?映画の都とジャングルの奥地というトポスの完璧なコントラストを背景に、植民地主義の残響、黒人男と白人女の誤解に満ちた関係、「アフリカ」の虚像と実像を織りまぜて描く、古典的にして新しい恋愛物語。「完璧な文章と文体によって、恋愛という永遠のテーマを鮮やかに塗り替えた」と激賞され、著者も「最高傑作」と自認する最新長篇。二〇一三年「メディシス賞」および「文学賞の中の文学賞」受賞。

著者等紹介

ダリュセック,マリー[ダリュセック,マリー] [Darrieussecq,Marie]
1969年1月3日、バスク地方の中心地バイヨンヌで生まれる。高等師範学校(エコル・ノルマル)ほかで文学を研究し、1997年、「ジョルジュ・ペレック、ミシェル・レリス、セルジュ・ドゥブロフスキー、エルヴェ・ギベールにおけるオートフィクションと悲劇的アイロニー」と題する博士論文で学位を得る。1996年9月、27歳の時、処女作『めす豚ものがたり』で彗星のようにベストセラー市場に登場、日本語を含む30言語以上に翻訳され、世界中で話題になった

高頭麻子[タカトウマコ]
早稲田大学第一文学部哲学科卒、同大学院フランス文学専攻博士課程中退。1996年日本女子大学文学部助教授に着任、2002年より同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トッシー7

3
全然内容が頭に入ってこなかった。自分には不向き。2016/12/20

satooko

2
日経の書評で激賞してあったが、正直それほどかね。2016/12/13

四男の母

0
何回か途中で読むのをやめようかと思ったが、なんとか読了。恋愛中心で依存する女の人だな。主人公も相手の男もあんまり好きになれなかった。最後の映画試写会は驚いた。2017/07/14

takao

0
ふむ2025/06/24

おかみつる

0
脇役ながら有名な彼が壮大なドラマの映画を撮りたいという夢を持っている。  そんな夢をもった男についていこうとする彼女がいる。  文体はつねに女性目線。  そのせいか自分には合わなかったけど、女性が読むと共感できる部分は多いのかもしれない

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