内容説明
真宗を代表する布教使、念仏者が、「他力の信心」「本願の念仏」「現生正定聚」をキーワードに、“真実の救いの道”について自らの経験を通して味わい語る講話3篇。
目次
他力の信心(他力に動かされる;他力とは如来の本願力;真実の信心とは;落ち着いていける道)
本願の念仏―末徹りたる大慈悲心(南無阿弥陀仏の語彙;念仏の歴史;『高僧和讃』に詠われる本願の念仏;末徹りたる大慈悲心)
現生正定聚(「正定聚」という言葉;聴聞の能力としての「正定聚」;今生こそが聴聞の場)
著者等紹介
澤田秀丸[サワダヒデマル]
1934(昭和9)年生まれ。真宗大谷派清澤寺前住職
松田正典[マツダマサノリ]
1939(昭和14)年生まれ。くらしき作陽大学客員教授。広島大学名誉教授。(財)広島大学仏教青年会理事長
天岸淨圓[アマギシジョウエン]
1949(昭和24)年生まれ。行信教校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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