出版社内容情報
新たなる「郊外」論
この街は周回遅れのトップランナーか?! 「ひばりが丘団地」は札幌と東京の郊外にある
地元の面白さをあらたに発見した『北多摩戦後クロニクル』の姉妹編
ドラマ『団地のふたり』や『ドキュメント72時間』、ヴィム・ヴェンダースなどの作品と東京郊外に生起する問題や歴史をむすびつけて論じる第2部。住んでいる街が違って見えてくる!
1部では、札幌在住の哲学者が札幌郊外都市の歴史とその可能性を論じる。
内容説明
この街は周回遅れのトップランナーか?!札幌在住の哲学者が「2都」の意味を解き、札幌郊外都市の歴史とその可能性を論じる1部。ドラマ『団地のふたり』や『ドキュメント72時間』などの作品と東京郊外に生起する問題や歴史をむすびつけて論じる第2部。住んでいる街が違って見えてくる!
目次
第1部 2都物語 新札幌と西東京市(2都物語;公団「ひばりが丘団地」 札幌副都心の起点;「副都心」構想 拡大する新団地造成計画の概要;2都構想 あるある)
第2部 新・北多摩風土記(「横丁の蕎麦屋」を守りたいのは「保守」だけではない;ここは東京なのか?;団地は希望なのか?;消されつつある起源)
著者等紹介
鷲田小彌太[ワシダコヤタ]
1942年、白石村字厚別(現札幌市)生。1966年大阪大学文学部(哲学)卒、73年同大学院博士課程(単位修得)中退。75年三重短大専任講師、同教授、83年札幌大学教授、2012年同大学退職
杉山尚次[スギヤマナオジ]
1958年、東京生まれ。東久留米市在住。言視舎代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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