出版社内容情報
第一人者による自然農入門。
「耕さず、草や虫を敵とせず、農薬、肥料を用いない」自然農の核心とは ?
自然農の第一人者として全国に知られ、インドやタイでもその教えが広がっている著者は、どのようにしていのちの営みに添う自然農の理(ことわり)と栽培技術を確立したのか。試行錯誤も含めて、その実践を通じた学びの過程を公開する。本物の智恵とはどういうものかを丁寧に説く。
漢方の考え方も学ぶ。自然農と深い生命観、自然哲学を共有している漢方の基礎を解説。
★版元解散のため品切れだった『自然農から農を超えて』を大幅に改訂。写真、データ等を増補。
内容説明
「耕さず、草や虫を敵とせず、農薬、肥料を用いない」いのちの営みに添った自然農はどのようにして生まれたのか。漢方医学が明らかにする現代の病と真の治療とは何か。私たちが本当の智恵に目覚めるためには―。自然農の先覚者がやさしく語りかける祈りのメッセージ。
目次
第1章 自然の法に添った農(自然農に出会うまで;栽培を是とした自然農を模索する;生命のめぐりの中で ほか)
第2章 漢方医学からの気づき(祈る思いで薬を見立てる;生命の営みは良いほうにしか展開しない;生命の法に添った治療 ほか)
第3章 「気づき」から「智恵」へ(学びの場が生まれる;葛藤の中から気づきは生まれる;繰り返しながら「わかる」 ほか)
著者等紹介
川口由一[カワグチヨシカズ]
1939年、奈良県桜井市生まれ。専業農家から「不耕起・不施肥・無農薬」という、いのちの営みに添った自然農の理と栽培技術を確立するとともに、独学で漢方(古方)の古典書を読み解く学びと実践を始める。1991年に学びの場「赤目自然農塾」を開き、以後、全国各地で生まれる自然農や漢方を学ぶ場の指導にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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