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内容説明
郷土愛はなくても(?)土地へのこだわりはある。埼玉ブームの火付け役。笑う地域活性本!
目次
第1章 埼玉がこれまで受けてきた「仕打ち」(江戸時代からお江戸に尽くしてきた;そもそも県名の由来からして東京主導 ほか)
第2章 他県にふれてほしくない埼玉のデリケートゾーン(県庁位置をめぐる仁義なき争い;「さいたま市」というネーミングは“やっちゃった”のか? ほか)
第3章 「仕打ち」を逆手にとって逆襲(「母なる埼玉」。東京は埼玉の息子である(!?)
ベッドタウンの地の利で「若い県」への変貌 ほか)
第4章 「日本一」もある!地場産業・商業・資源で逆襲(内陸県唯一の政令指定都市!;県内総生産、人口ともに全国5位! ほか)
第5章 埼玉という土地柄が育んできた人間性で逆襲(「なんにもない」のは贅沢な悩み;ジェネラリストを育む土壌 ほか)
著者等紹介
谷村昌平[タニムラショウヘイ]
大学卒業後、新聞社や出版社勤務を経てノンフィクションライター・編集者、出版プロデューサーに。主に日本の民俗学調査をライフワークとし全国を歩く。埼玉県境の東京北多摩出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomomi Yazaki
19
何の取り柄もない埼玉県。怪獣ガバドンになんとなく似ている。そんな埼玉を本書では様々な角度から掘り下げ、隠れた魅力を紹介する。ディスられると逆に嬉しくなってしまう、B型気質になりつつある埼玉県民。西武池袋線がイケていると自負する埼玉県民。その理由は、東武東上線ほど変な人はいないという中途半端な優越感。でも半分以上、東京ですが。恥ずかしげもなく、いや、嬉しそうに埼玉ポーズをする県民。普通で何もない埼玉。でも世間には知られていない日本一がたくさんあります。知っていても得しないけど、それなりに面白い内容満載です。2023/06/01
金吾
6
最初はふざけているのかなと思いましたが、結構笑ってしまいました。埼玉は住んでいたことがありましたが、思い入れは全くなかったと思っていましたが、この本読んだということは少し想いがあったということに気づかされました。2020/08/22
Masao
3
埼玉にはなんにもなくて「特徴のないのが最大の特徴」で、言い換えれば閉鎖的でなくて何でも受け入れられる気質がある。ってのが作者の主張のようだが・・・・。まったく否定できないんだけど、なにもないとか、特徴がないとか、それ誰でもそう思うことで、もうちょっとなんか面白い主張なかったのかな。わざわざ本にまでしてるんだし。ほかにも埼玉うんちくがいろいろてんこ盛りで、まあそれなりに読めないことなないが、もうちょっと掘り下げてほしかったなあ。1400円も出費したのだし。 2016/05/23
やま
2
前半はやや悪のりが過ぎる部分があるが、埼玉県民として読んで良かったと思える内容。2016/08/06
まつけん
2
埼玉県のウンチクが満載!楽しく埼玉について学べ、自らの「埼玉愛」を再確認しました♪2016/06/04